『シャザム!』続編にサプライズあり、監督が早くも予告 ─ 家族のアクションも見どころに

DC映画『シャザム!』(2019)の続編『Shazam!: Fury of the Gods(原題)』を手がけるデビッド・F・サンドバーグ監督が、早くも“サプライズ”を予告した。
『シャザム!』は“見た目はオトナ、中身はコドモ”、「シャザム!」と一言唱えるだけで筋肉隆々のスーパーヒーローに変身する少年ビリー・バットソンの冒険を描いた物語。DC映画初のコメディ路線で新境地を築き上げ、さらなる展開にも期待が寄せられている。
2020年9月13日(日本時間)に開催された「DCファンドーム:ディスカバー・マルチバース」に登場した監督が予告したサプライズとは、シャザムの前に立ちはだかるヴィランの存在。「悪役については何も言えませんが、多くの方が驚くと思います。ちょっと予想外のものになりますよ」と口にした。
前作『シャザム!』にヴィランとして登場したのは、幼いころにシャザムの力を受け取れなかったがゆえに能力に固執する、科学者のドクター・シヴァナ。『キングスマン』シリーズなどのマーク・ストロングが人間味たっぷりに演じて好評を得た。続編への登場の有無は不明だが、すでに何らかの“ひねり”が加わることは明らかだろう。しかしサプライズとなるのは登場するキャラクターか、それとも演じる俳優か。「神々の怒り」を意味するサブタイトルも気になる。
続編には主演のザッカリー・リーヴァイをはじめ、少年ビリー・バットソン役のアッシャー・エンジェル、フレディ役のジャック・ディラン・グレイザー、フェイス・ハーマン、アダム・ブロディら前作のキャストが続投予定。このたび、サンドバーグ監督は「彼らはいまや全員がスーパーヒーローであり、スーパーパワーを持った家族です」と述べ、家族の連携アクションも予告した。「ついにお見せできます。前作では少しだけだったので、期待してほしい」。
映画『Shazam!: Fury of the Gods(原題)』は2022年11月4日に米国公開予定。撮影は2021年春までに開始される見込みで、現在は脚本作業が進められている。