超人専門弁護士を描く「シー・ハルク:ザ・アトーニー」主演女優、「ワンダ・マキシモフを弁護したい」

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)の新作ドラマシリーズ「シー・ハルク:ザ・アトーニー」に主演するタチアナ・マスラニーが、弁護したいMCUキャラクターを明かしている。
この記事には、映画『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』のネタバレが含まれています。

本作は、優秀な弁護士であるジェニファー・ウォルターズがハルクの血液に触れたことでスーパーパワーを覚醒し、ヒーローやヴィランの依頼を受ける“超人専門弁護士”として活躍する姿が描かれるシリーズ。
ジェニファーがどんなキャラクターの弁護を引き受けるのかも見どころとなりそうだが、米Comicbook.comに登場したマスラニーは、「MCUのヴィランで弁護したいキャラクターはいますか?」との質問に回答。「ワンダ(・マキシモフ)には辛い時代があったように思います。繊細な弁護になりそうですよね、彼女のために準備しなければならないと思います」とコメントしている。
ワンダといえば、『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』(2014)でMCUデビューを飾ったキャラクター。彼女と双子の兄弟であるクイックシルバー/ピエトロ・マキシモフは幼少期に戦争で両親を亡くした後、秘密組織ヒドラの実験台となり特殊能力を得た壮絶な過去を持つ。『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』(2015)では唯一残された家族であるピエトロが命を落とし、『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(2019)では最愛のビジョンを失い、愛する人がワンダの元を次々と去った。その悲しみに耐え切れなくなったワンダは、「ワンダヴィジョン」(2020)で自ら幻想の世界を生み出して暴走。『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』(2022)では、「ワンダヴィジョン」でワンダの魔法が作り出した幻想の息子、ビリーとトミーとの幸せな生活を取り戻すべく破壊の限りを尽くしたのである。

まさに悲劇に次ぐ悲劇を体験したワンダは、“ヴィラン”という枠にくくれ切れず、どうやらマスラニーも同情の念を抱かずにはいられない様子。だからこそ、ジェニファーがワンダの代理人を務めるならば「微妙な弁護」になりそうだと言っているのだろう。「シー・ハルク」にワンダは登場しないと予想されるが、ハルクやデアデビル、『ドクター・ストレンジ』シリーズのウォン、アボミネーションといったマーベル・キャラクターが集結。また、『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』(2016)で問題となった「ソコヴィア協定」が描かれることも分かっている。
ドラマ「シー・ハルク:ザ・アトーニー」は、2022年8月18日(木)16時よりディズニープラスにて独占配信開始。
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