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MCUのケヴィン・ファイギと『X−MEN』サイモン・キンバーグ、両ユニバースの旗頭「たまに一緒にご飯に行く」 ─ 合流に向けた話し合いは

Photo by Gage Skidmore

『アベンジャーズ』などのマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)で世界を席巻するマーベル・スタジオを傘下に収めるディズニー社は、20世紀フォックス社との事業統合を実現。これにより、『X-MEN』シリーズのキャラクターたちがMCUに登場できる下準備が正式に整った。現在の『X-MEN』シリーズは、2019年6月21日公開予定の『X-MEN:ダーク・フェニックス』をもって完結。今後はMCU作品へ合流していくと見られている。

X-MEN︓ダーク・フェニックス
©2019 Twentieth Century Fox Film Corporation

『X−MEN』シリーズからは、スピンオフ作品として公開された『デッドプール』(2016)がR-指定ながら大ヒット。2018年には続編『デッドプール2』が公開されるほどの人気となった。過激な描写が魅力とあって、ディズニー傘下に収まることによる不都合も懸念されたものだが、マーベル・スタジオのケヴィン・ファイギ社長によって現行の方針が維持されることが示唆されている

2大頭領、話し合いは

果たして現時点で、マーベル・スタジオ側のケヴィン・ファイギと『X−MEN』シリーズの牽引者サイモン・キンバーグは、ひとつになるユニバースの今後について話し合いを進めているのだろうか。米The Hollywood Reporterのインタビューに答えたサイモンは、「そういう話し合いはしていません」と否定している。「ケヴィン・ファイギと僕は、『X-MEN』映画第一作で一緒だったんですけどね。僕が『X-MEN: ファイナル ディシジョン』(2006)で共同脚本家をやった時、彼はプロデューサーでした。過去数年にわたる友人で、相性も良いし互いにサポートし合う仲です。」

とは言えサイモンは、ケヴィンと近況報告のために「会ってはいます」と明かす。何でも、「たまに一緒にご飯に行く」仲なのだそうだ。「お互い、ここ数年はだいぶ忙しくしていたんですけどね。こないだ会ったのは、ディズニーの事業統合が正式に決まるちょっと前だったかな。仕事の話はしませんでしたね。2人で『トワイライト・ゾーン』(サイモンがプロデューサーを務めるTVドラマ)の話をずっとしてました。楽しかったですね。」

ディズニーのマーケティングを絶賛

MCUと『X-MEN』や『デッドプール』の合流についての具体的な話し合いはないと認める一方で、サイモンによれば既に両社の事業統合による業務的な影響は現れているという。

「ディズニーとマーベルについて唯一話したことと言えば、ディズニーのマーケティングチームってホント凄いよねって。この事業統合で『ダーク・フェニックス』に影響があったことと言えば、ディズニーのチームが今作のマーケティングとパブリシティに絡むようになったってことなんですよ。凄く良かったし、それにディズニーの人たちとはしばらく前から知り合いで。『シンデレラ』(2015)のプロデュースをやったことがありましたからね。それから『スター・ウォーズ』でも何作か手伝ったことがあった。

だから良く知ってはいたけれど、彼らのマーケティングやパブリシティの様子を間近で見られて本当に衝撃を受けましたよ。ケヴィンとディズニーがやってることって、本当に歴史的。で、今後の計画について正式な話し合いはしてませんよ。」

『X-MEN:ダーク・フェニックス』は、2019年6月21日(金)公開。この作品を最後に、マーベル・コミックス原作映画はまた一つの大きな転換期を迎えていくはずだ。様々な意味で、絶対に見逃せない一作であることは間違いない。

『X-MEN: ダーク・フェニックス』公式サイト:http://www.foxmovies-jp.com/darkphoenix/

Writer

中谷 直登
中谷 直登Naoto Nakatani

THE RIVER編集長。ライター、メディアの運営や映画などのプロモーション企画を行っています。お問い合わせは nakatani@riverch.jp まで。

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