『スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ』撮影は1週間中断、9月29日に再開へ ─ トム・ホランドの負傷事故を受けて

ソニー・ピクチャーズによるマーベル映画最新作『スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ』の撮影中、主演のトム・ホランドが脳震盪を起こした事故を受けて、撮影がおよそ1週間中断されることがわかった。米Deadline、Varietyなどが報じた。
既報によると、ホランドは9月19日(現地時間)、撮影中のスタントに失敗して転倒し、頭部を打って軽度の脳震盪を起こした。病院に救急搬送され、治療を受けたという。ホランド以外に負傷者はいないものの、スタントパーソンの女性もともに搬送されたと伝えられている。
事故を受けて、ソニー幹部は今後に関する協議を実施し、ホランド不在で撮影を継続するのではなく、1週間の撮影中断を決定。撮影は9月29日(月曜日)に再開される予定で、2026年7月31日の米国公開予定に影響は出ない見込みだ。
この間、ホランドは万全を期して休養を取る。もっとも事故翌日の9月20日には、自身が運営するチャリティ団体「The Brothers Trust」のイベントにゼンデイヤとともに出席しており、活動に大きな問題は発生していないようだ。
『スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ』は、前作『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』の出来事を受け、MCU版スパイダーマンとしては初めてストリート・レベルでの活躍を本格的に描く。監督は『シャン・チー/テン・リングスの伝説』(2021)デスティン・ダニエル・クレットン。アクション監修にジャッキー・チェンのスタントチームが参加しており、地に足着いたアクションが多く取り入れられるものと見られる。
映画『スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ』は2026年7月31日に全米公開予定。日本公開は2026年夏。
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Source: Deadline, Variety, The Hollywood Reporter