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アニメ「スパイダーマン:フレッシュマン・イヤー」はマルチバース作品に ─ 『シビル・ウォー』の「もしも」描く

https://twitter.com/MarvelStudios/status/1550558046144716800

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)のアニメシリーズスパイダーマン:フレッシュマン・イヤー(原題)」は、現状発表されている企画のなかで最も謎めいた作品だ。米マーベル・エンターテインメントの公式サイトには「MCUのピーター・パーカーがスパイダーマンになるまで」を描くシリーズだとあるが、すでに告知されている追加情報は、この説明と明らかに噛み合わないからである。

サンディエゴ・コミコン2022で発表されたのは、なんと本作に“ピーターのメンター役”としてノーマン・オズボーンが登場すること。クラスメイトにノーマンの息子であるハリー・オズボーン、さらにヴィランとしてドクター・オクトパス、ユニコーン、カメレオン、スコーピオン、スピード・デーモン、タランチュラ、ライノ、ブタンらが顔を揃えるのだ。

本作がMCUの正史だとすれば、ピーターは『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』(2016)以前にノーマンと出会い、数々のヴィランとも対面していたことになる。しかし、そんなことが本当にありうるのか? マーベル・スタジオのテレビ&配信部門を統括するブラッド・ウィンダーバウム氏は、その真相を米ComicBook.comにて明らかにしている。

「物語は『シビル・ウォー』のパターンに従います。ピーターが壊れたブルーレイのプレイヤーをゴミ箱から持ってきて、家に帰ると、トニー・スタークが彼を待っている。インターンシップに誘い、ベルリンに連れていくんです。けれども(本作では)それがマルチバースの中で、新たな偶然の出来事として起こるので、ピーターを待っているのはトニー・スタークじゃない。ノーマン・オズボーンが彼の人生を予想外の方向に導き、マーベル・ユニバースの思わぬキャラクターたちと出会わせるんです。」

もともと本作は『シビル・ウォー』以前の物語だと伝えられていたが、今回の発言を聞くかぎり、どうやら「ホワット・イフ…?」に位置づけのシリーズとなりそうだ。同作からは派生作品として「マーベル・ゾンビーズ(原題)」も製作されるが、こちらはマルチバースの“もしも”というコンセプトを共有した、いわば「もしも…ピーター・パーカーがノーマン・オズボーンの弟子になったら?」とでも形容すべき作品なのかもしれない。とはいえ、どこかで正史に合流する可能性もあるのがマルチバースなのだが……。

なお本作にはデアデビル/マット・マードック(声:チャーリー・コックス)やドクター・ストレンジのほか、コミックでランナウェイズの一員であるニコ・ミノル、同じくコミックでハルクとなるアマデウス・チョウなども登場。一方でMJやネッドといったMCU版『スパイダーマン』シリーズでおなじみのキャラクターについては発表されていないほか、トム・ホランドの出演も不明だ。脚本・製作総指揮はジェフ・トラメルが務める。

アニメシリーズ「スパイダーマン:フレッシュマン・イヤー(原題)」は2024年にディズニープラスで独占配信。シーズン2となる「スパイダーマン:ソフォモア・イヤー(原題)」の製作もすでに決定している。

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Source: ComicBook.com

Writer

稲垣 貴俊
稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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