『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』ベネディクト・カンバーバッチ、脚本を全部読まなかった理由とは?
マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)最新作、『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』で重要な鍵を握るであろうドクター・ストレンジ役のベネディクト・カンバーバッチは、ストーリーの内容を把握していないのだという。
本作でのストレンジは、スパイダーマンの素性を明かされなす術なしのピーター・パーカーを救う役割、と言いたいところだが、大きすぎる波乱を呼んでしまう。呪文を失敗させてしまい、それがマルチバースを生むことになってしまうのだ。
いわば物語のきっかけを作り出してしまうストレンジだから、演じるカンバーバッチも物語の端から端までをチェックしているのかと思いきや、そうでもなかったらしい。米USA TODAYに「脚本を全部読んでいないんです。これはあえてそうしているんですけどね」と語っているのだ。「だって、僕も楽しみたいんですもん」。
“あえてそうしている”からには、手元には結末までが記されたスクリプトがあったはず。主演のトム・ホランドは、ストレンジとピーターの関係が「壊れていく」と予告していたが、カンバーバッチはいったいどこまで関与しているのだろうか。
なお、本作の内容について訊かれたカンバーバッチは、「聞いても何も出てこないです」とインタビュアーの意図を見透かした返答をしたものの、言葉を選びながら次のように予告してくれた。「これだけは言えます。羽目を外した映画になっています」。
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Source: USA TODAY