『スパイダーマン:スパイダーバース』続編決定、2022年米公開へ

第91回アカデミー賞長編アニメーション賞受賞、“スパイダーマン映画史上最高傑作”とも評価される『スパイダーマン:スパイダーバース』の続編が製作されることが正式にアナウンスされた。2022年4月8日に米公開となる。米公式アカウントがTwitterで発表した。
April 8, 2022 🕷 #SpiderVerse pic.twitter.com/FC5nVIuciB
— Spider-Man: Into The Spider-Verse (@SpiderVerse) 2019年11月1日
『スパイダーマン:スパイダーバース』続編については、プロデューサーのエイミー・パスカルが2019年6月時点で「続編に向け、鋭意努力中です」「続編はあります」とコメントしていた。この時点で語られていた情報によれば、続編も1作目に引き続き「マイルス(・モラレス)の物語になる」とのことである。
1作目の製作費は9,000万ドル。CGと手描きアニメーションの融合、コミックがそのまま動くかのような映像表現が評判を呼び、アカデミー賞長編アニメーション賞に輝いた。全世界興行収入は3億7,554万ドルを突破。製作総指揮のフィル・ロード&クリス・ミラーのコンビは本作でその手腕を更に認められることとなり、米ソニーと5年間の包括契約を締結、ソニーが映像化権を有するマーベル・キャラクターを主人公とするドラマシリーズを製作することにもなっている。なお、フィル・ロードとクリス・ミラー両名とも、続編決定のツイートを同様に投稿している。
『スパイダーマン:スパイダーバース』の主人公は、従来の映画版でおなじみピーター・パーカーではなく、ニューヨーク・ブルックリンに暮らす中学生マイルス・モラレス。スパイダーマンではあるが、力をうまくコントロールできないモラレスは、あるとき、時空が何者かによって歪められる危機に直面。マイルスはピーターの指導を受けて一人前のスパイダーマンになるべく訓練を開始する。そんな中、女性スパイダーマンのスパイダーグウェンが次元を越えてマイルスの世界にやってくるのだった。
『スパイダーマン:スパイダーバース』続編に期待したいポイントは山程。もしかしたら、東映版スパイダーマンやレオパルドンが登場する可能性も……?