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『スマブラ』映画化、任天堂の宮本茂が否定 ─ 「全キャラ集結はないでしょう」

スマブラ 大乱闘スマッシュブラザーズ

任天堂のゲームキャラクターに基づく新作映画『ザ・スーパーマリオギャラクシー・ムービー』では、マリオやルイージといった『スーパーマリオブラザーズ』の面々に加え、。『スターフォックス』シリーズの主人公フォックス・マクラウドや、『ピクミン』シリーズのピクミンも登場するようだ。

にわかに任天堂・シネマティック・ユニバース実現の機運が高まっていると、海外レビューでも指摘されている。その雰囲気は、「全盛期のマーベル・シネマティック・ユニバースのよう」と例えられているほどだ。

そうなるとファンが期待するのは、ゲーム『大乱闘スマッシュブラザーズ』のようなクロスオーバー映画の可能性。同シリーズではフォックスやピクミン&オリマーもすでに参戦済み。そのほか任天堂からは『名探偵ピカチュウ』(2019)も成功しており、現在は『ゼルダの伝説』実写映画も製作されている。

ところが任天堂の代表取締役フェロー宮本茂は、現時点で『スマブラ』のような企画の構想をしていないと米Polygonに話している。「まず最初に、『大乱闘スマッシュブラザース』のようなものとは違っていて、任天堂のキャラクター全員が集結するようなことはないと思います」。

『ザ・スーパーマリオギャラクシー・ムービー』にピクミンが登場するのは、このキャラクターならではの例外的事情のようだ。「私のルールではピクミンは(任天堂の)どのシリーズにも登場できることになっています」と宮本は説明している。ちなみにピクミンは、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンのスーパー・ニンテンドー・ワールド内のあちこちにも登場している。

宮本は、『ザ・スーパーマリオギャラクシー・ムービー』でのゲストキャラクターについて、「映画を作るのに十分な量のキャラクターはいるわけですが、そこに少しのスパイスを加え、あちこちにちょっとした秘密のカメオを忍ばせたかった」と説明。「そして、1人の隠しキャラクターが大きな役割を担うことになるわけですね。ですから、将来的にそうした可能性のあるキャラクターが紹介されるかもしれません」とも加え、本作でのゲストキャラクターの存在が今後の企画につながっていく未来も示唆した。

同じインタビューで、製作スタジオ・イルミネーションCEOのクリス・メレダンドリは「“ユニバース”という言葉を使うと、私はどうしても、壁にチャートが貼られた部屋で、すごく賢い人たちが、今後10年でキャラクターたちが映画の中でどう絡み合っていくか計画する様子が連想されます。でも、私たちのプロセスはそういうものとは全く違います」と説明。次のように続けている。

「我々はもっと、映画のこういうシーンで、こうしたら楽しいんじゃないかという話し合いに重点を置いています。つまり、“ここでピクミンが出てきたら面白いんじゃない?どうかな?”というようなアイデアに基づくものです。会話の中で、そういう楽しいアイデアにみんなが賛同すれば、宮本さんにもしっくり来てもらえるか、判断を仰ぐという流れです。戦略的というより、偶発的なものですね」

任天堂映画の広がりに胸が高鳴る一方で、その行き先が即座に『スマブラ』的な総力戦へ向かうわけではない、というのが現時点での宮本の考え方といえそうだ。とはいえ、ピクミンやフォックスのようなキャラクターがスクリーンに顔を見せるだけでも、ファンの想像は大いにかき立てられる。任天堂が将来的にどこまで映像作品の世界を広げていくのかは未知数だが、少なくとも『ザ・スーパーマリオギャラクシー・ムービー』が、その可能性を感じさせる一本になることは間違いなさそうだ。

『ザ・スーパーマリオギャラクシー・ムービー』は2026年4月24日、日本公開。

Source:Polygon

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Joe Kishi

THE RIVER編集部。ハリウッド大作からインディー作品、アニメーションまで幅広くカバー。魂を揺さぶる瞬間に出会える記事を届けたい。

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