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『スパイダーマン:ホームカミング』続編はピーター・パーカーの「夏休み」描く ― 撮影は7月上~中旬に開始

マーベル・シネマティック・ユニバース作品『スパイダーマン:ホームカミング』(2017)の続編映画『Spider-Man: Far From Home(原題)』が、ピーター・パーカー/スパイダーマンの夏休みを描くストーリーになることがわかった。

マーベル・スタジオのケヴィン・ファイギ社長は、米io9のインタビューにて、『Spider-Man: Far From Home』の時系列について言葉を濁しながらこう話したのである。

「いつの話になるかですよね? 夏です、夏休みですよ。彼(ピーター)は友達と一緒にヨーロッパへ行くことになります。それがいつの夏なのかはわかりませんが…いや、僕は知ってますけどね。」

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先日ケヴィン社長は、本作ではピーターがニューヨークを離れること、したがって多くのシーンがロンドンで撮影されることを明かしていた。どうやらピーターがニューヨークを離れるのは、ヒーローとしてのミッションではなく、あくまで友達との旅行ということになりそうだ。ということは、ネッドやミシェルといった前作のメンバーが確実に同行するはず…!

作品の正確な時系列についてケヴィン社長は明言を避けているが、『Spider-Man: Far From Home』が『アベンジャーズ/エンドゲーム(邦題未定、原題:Avengers: Endgame)』直後のストーリーになることは判明済み。『スパイダーマン:ホームカミング』が『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』(2016)の余波を直接描いていたように、続編は『アベンジャーズ』第4作の影響を受けた物語になるだろう。しかし、そんな作品で“ピーター・パーカーの夏休み”が描かれるのだから、テイストは前作から一貫して明るいものとなりそうだ。

なお2018年6月25日(現地時間)に米Colliderが掲載した情報によれば、ケヴィン社長は続編の撮影開始時期について「約2週間後」あるいは「来月の早いうち」と語ったという。『キャプテン・マーベル』の本撮影終了と入れ替わるようにして、『Spider-Man: Far From Home』の撮影は2018年7月上~中旬に始まるようだ。
ちなみに米Comicbook.comによれば、ケヴィン社長はミステリオ役で交渉に入ったと報じられたジェイク・ギレンホールの出演については回答を避けたという。

映画『Spider-Man: Far From Home(原題)』は2019年7月5日に米国公開予定。最高の夏休み映画になりますように!

Sources: io9, Collider, Comicbook.com
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Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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