『スパイダーマン:ホームカミング』続編映画、ピーター・パーカーは再び海外へ ― 『アベンジャーズ4』後の物語、2018年7月撮影開始

2017年公開、映画『スパイダーマン:ホームカミング』の続編(タイトル不明)は、ファンの想像を超えるストーリーとなりそうだ。『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』、そして『アベンジャーズ/エンドゲーム(邦題未定、原題:Avengers: Endgame)』を経て、ピーター・パーカー/スパイダーマンの冒険はどこへ向かっていくのか……。マーベル・スタジオのケヴィン・ファイギ社長がそのヒントを語っている。
ピーター・パーカー、今度は海外へ
『スパイダーマン:ホームカミング』の続編は、マーベル・シネマティック・ユニバースにおいて非常に重要な意味を持つ作品だ。2008年『アイアンマン』に始まったマーベル・シネマティック・ユニバースは、『アベンジャーズ』第4作で一つの区切りを迎える。同作でユニバースの「フェイズ3」は幕を閉じ、『スパイダーマン』続編で「フェイズ4」が幕を開けるのだ。その物語は『アベンジャーズ』第4作の“数分後”から始まるともいわれている。
ケヴィン社長は、この続編映画でピーター・パーカー/スパイダーマンがニューヨークを飛び出していくことを、米io9のインタビューにて明かしている。
「撮影はロンドンで行います。前作はアトランタで撮りましたが、(続編は)映画の多くをロンドンで撮るんです。ロンドンで撮影することには特別な理由があって…もちろんスパイディはニューヨークで過ごすんですが、地球上の別の場所でも過ごすことになるんですよ。」
ここで留意したいのは、撮影がロンドンで行われるからといって、必ずしも物語の主な舞台がロンドンであるとは限らないことだ。ケヴィン社長は「地球上の別の場所」と述べているにすぎないため、続編では地球上のさまざまな場所をスパイダーマンが移動することになるのかもしれない。
ところで『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』や『アベンジャーズ』第4作を除外して考えれば、ピーターが海外で活躍するのは『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』(2016)以来。しかし、どうやら今度の海外進出にもアベンジャーズの存在があるようで……。
「『シビル・ウォー』で彼(ピーター)はライプツィヒ空港へ行き、そして学校に戻らなくてはならなくなった。そのことが『スパイダーマン:ホームカミング』に繋がったんです。『アベンジャーズ』の2作品は(続編に)深く繋がりますし、おそらく、それ以上ですらあるでしょう。」
なおケヴィン社長によれば、続編の撮影は2018年7月上旬より始まるという。2017年12月時点では2018年6月から始まると伝えられていたが、その後、若干の変更が加わったようだ。ところで、うっかりネタバレしがちなことで知られる主演のトム・ホランドは『アベンジャーズ』の内容を正確に教えてもらえていないようだが、そのまま続編の撮影に入ってしまうのか……!?
映画『スパイダーマン:ホームカミング』の続編(正式タイトル不明)は2019年7月5日に米国公開予定。
監督は前作に引き続きジョン・ワッツが、脚本は前作のほか『アントマン&ワスプ』(8月31日公開)や『ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル』(2018)を執筆したクリス・マッケナ&エリック・ソマーズが担当する。
Source: io9
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