『G.I.ジョー』スネークアイズのスピンオフ映画、『ザ・レイド』イコ・ウワイスが出演交渉中 ─ 『クレイジー・リッチ!』ヘンリー・ゴールディング主演

映画『G.I.ジョー』シリーズの人気キャラクター、スネークアイズを主人公とするスピンオフ映画(タイトル未定)にて、『ザ・レイド』シリーズのイコ・ウワイスが出演交渉に入っていることがわかった。米The Hollywood Reporterが報じている。
世界各国のエキスパートで構成された“地上最強の特殊部隊”の一員スネークアイズは、全身をブラックスーツで覆い、ひとことも言葉を発さない謎の忍者。チームメンバーのスカーレットと浅からぬ関係にある彼は、狼のティンバーと自らのミッションに挑む。宿敵は血を分けた兄弟である忍者のストームシャドーだ。
今回の報道によると、ウワイスが交渉にあたっているのは、スネークアイズとストームシャドーの師匠ハード・マスター役。『G.I.ジョー』(2009)ではジェラルド・オカムラが演じていたが、ウワイスが就任すれば大幅に若返ることとなり、本編での激しいアクションにも期待できそうだ。
ウワイスは『ザ・レイド』シリーズのほか、『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』(2015)にカンジ・クラブの一員として登場。その後も『スカイライン -奪還-』(2017)や『マイル22』(2018)、Netflix映画『シャドー・オブ・ナイト』(2018)に出演。2019年9月現在、最新作はトニー・ジャー&タイガー・チェン共演の『トリプル・スレット』と、Netflixオリジナルシリーズ「五行の刺客」だ。
本作はスネークアイズのオリジン・ストーリーとなり、スネークアイズ役は『クレイジー・リッチ!』(2018)のヘンリー・ゴールディングが演じる。宿敵ストームシャドー役には、ドラマ「ウォリアー」(2019-)のアンドリュー・コージが抜擢された。監督は『RED/レッド』(2010)『ダイバージェントNEO』(2015)のロベルト・シュヴェンケ、脚本は実写版『美女と野獣』(2017)『ヘラクレス』(2014)のエヴァン・スピリオトポウロスが手がける。
なお、米ハズブロのアクションフィギュアを原案とする『G.I.ジョー』シリーズは、『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』(2011)の脚本家ジョシュ・アッペルバウム&アンドレ・ネメックを起用した別のスピンオフ企画も進行中。シリーズの新展開を目指して脚本家ルームが設置されているという。
『G.I.ジョー』スネークアイズのスピンオフ映画(タイトル未定)は2020年10月16日に米国公開予定。