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『G.I.ジョー』スネークアイズのスピンオフ映画、『クレイジー・リッチ!』ヘンリー・ゴールディングが出演交渉中

ヘンリー・ゴールディング
Photo by World Travel & Tourism Council https://www.flickr.com/photos/worldtravelandtourismcouncil/14001610175/ Remixed by THE RIVER

映画『G.I.ジョー』シリーズの人気キャラクター、スネークアイズを主人公とするスピンオフ映画(タイトル未定)に、『クレイジー・リッチ!』(2018)のヘンリー・ゴールディングが主演俳優として出演交渉に入っていることがわかった。米Varietyが報じている。

世界各国のエキスパートで構成された“地上最強の特殊部隊”の一員であるスネークアイズは、顔を含む全身をブラックスーツで覆い、ひとことも言葉を発さない謎の忍者。チームメンバーのスカーレットと浅からぬ関係にある彼は、狼のティンバーとともに時折自分自身のミッションに挑む。宿敵は血を分けた兄弟である忍者のストームシャドーだ。過去の映画版では、『スター・ウォーズ』ダース・モール役のレイ・パークが演じていた。

報道によると、ヘンリーは契約交渉の初期段階にあるとのこと。米ハズブロのアクションフィギュアが原案となっている『G.I.ジョー』シリーズは、『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』(2011)の脚本家ジョシュ・アッペルバウム&アンドレ・ネメックを起用した別のスピンオフ企画も進行中。ハズブロ傘下のAllSparkやパラマウント・ピクチャーズは、シリーズの新展開を目指して脚本家ルームを設置しているという。

スネークアイズのスピンオフ映画は、2018年5月から企画の存在が伝えられており、『G.I.ジョー』シリーズのプロデューサーであるロレンツォ・ディ・ボナヴェンチュラ氏によれば「オリジン・ストーリーを描く」作品になる模様。監督は『RED/レッド』(2010)『ダイバージェントNEO』(2015)のロベルト・シュヴェンケ、脚本は実写版『美女と野獣』(2017)『ヘラクレス』(2014)のエヴァン・スピリオトポウロスが手がける。

ヘンリーは『クレイジー・リッチ!』が米国で大ヒットを収めたのち、アナ・ケンドリック&ブレイク・ライブリー主演『シンプル・フェイバー』(2018)に出演し、今後は「ゲーム・オブ・スローンズ」(2011-2019)エミリア・クラークとのロマンティック・コメディ『ラスト・クリスマス(原題:Last Christmas)』、ガイ・リッチー監督の犯罪コメディ『ザ・ジェントルマン(原題:The Gentleman)』の劇場公開を控えている。マレーシア人の母とイギリス人の父を持つ、ハリウッドで活躍するアジア系俳優のトップランナーだ。

『G.I.ジョー』スネークアイズのスピンオフ映画(タイトル未定)は2020年10月16日に米国公開予定

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Source: Variety

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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