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ウェズリー・スナイプス、『ブレイド・キラー』なる企画を進行中 ─ MCUリブート版への関与は否定

Wesley Snipes ウェズリー・スナイプス
Photo by Gage Skidmore https://www.flickr.com/photos/gageskidmore/41969117570/ Remixed by THE RIVER

1998~2004年の映画『ブレイド』3部作で主演を務めた初代ブレイド俳優ウェズリー・スナイプスが、「ブレイド殺し(Blade-Killer)」なる企画を進めていることがわかった。現在はマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)によるリブート映画版が製作されているが、一体どういうことなのか…。

『ブレイド』シリーズで主演と製作を兼任したウェズリーは、米マーベル・スタジオが2013年に『ブレイド』の映像化権を再び獲得したことを受けて、同社と続編の製作について話し合っていることを、2018年に明かしていた。ところが、同企画が日の目を見ることはなく、2019年7月にMCUで『ブレイド』がリブートされることが発表。マハーシャラ・アリを主演に再映画化されることが伝えられた。

以降、進捗が聞こえてこないウェズリーによる続編企画だが、これとは別の新たな「ブレイド」関連企画が存在しているという。米Uproxxのインタビューに登場したウェズリーは、MCUリブート版『ブレイド』に「関与していません」と明かす一方で、「当時は白帯だったから、黒帯でやるまで待ってて下さい」と意味深発言。これに、「どういう意味ですか?」「次は何をやるんですか?」と掘り下げられたウェズリーは、「いま2つ動いてるんです」と切り出した。

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「1つは女性のアクション・フランチャイズ。そしてもう1つが、“ブレイド殺し(Blade-killer)”と呼んでいるものです。僕がやったブレイドの強化版ですね。キャラクターはシェイプシフターが存在する世界にいて、ちょっとしたタイムトラベルもあるんです。それでアクションは…『ブレイド』では白帯アクションだったんで、今回は黒帯アクションをやってみせますよ。」

ウェズリーが新たに明かした“ブレイド殺し”企画は、マーベルと共に進めてきた続編企画とは、少なくとも同一のものではない模様。その一方で、“ブレイドの強化版”と発言しているあたり、自身の『ブレイド』3部作の続きを描く、あるいはセルフリメイクする作品である可能性もある。また、“ブレイド殺し”というのは、現在進められているMCU版『ブレイド』に対するものではなく、当時のクオリティで作られた自身の映画版を超えるという意味でスナイプスが用いたものと捉えられそうだ。もっとも、『ブレイド』の映像化権を保有しているマーベル・スタジオとの折り合いがついているのかは定かでないが…。

「僕たちが作ったのも良かったけど、当時よりは遥かに進化していると思います。ほんとに」。3部作公開から約17年、業界で実地を踏んできたウェズリーは、このタイミングでの『ブレイド』再創造に自身をにじませる。「いまは使える道具も多いですし、『ブレイド』のフランチャイズの第1作で刷新されたもののなかには、マーベル・ユニバースや他のアクション映画の基準となっているのもあるでしょう」とウェズリー。「当時出来なかった多くのことがテクノロジーで可能になります。今じゃそのテクノロジーと僕らのスキル、感覚が揃ったんで。はじけるぜ、ベイベー!」。

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Source: Uproxx

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SawadyYOSHINORI SAWADA

THE RIVER編集部。宇宙、アウトドア、ダンスと多趣味ですが、一番はやはり映画。 "Old is New"という言葉の表すような新鮮且つ謙虚な姿勢を心構えに物書きをしています。 宜しくお願い致します。ご連絡はsawada@riverch.jpまで。

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