【ネタバレ】『ハン・ソロ』ジョージ・ルーカスの演出シーンが判明 ― スター・ウォーズ創造主の思わぬ注文とは

映画『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』(2018)で、「スター・ウォーズ」の創造主たるジョージ・ルーカスが演出に関わっていたシーンが判明した。
2018年2月、ルーカスフィルムのキャスリーン・ケネディ社長は、『ハン・ソロ』の撮影現場をルーカスが訪れていたこと、そしてあるシーンの内容にちょっとした演出をつけていたことを告白。このたび米Variety誌にて、その詳細がロン・ハワード監督によって語られている。

注意

この記事には、映画『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』のネタバレが含まれています。

ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー

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「ハン・ソロはわざわざ○○しない」?

創造主ジョージ・ルーカスが『ハン・ソロ』で演出に口を出したシーンとは、意外にもミレニアム・ファルコンの中でハン・ソロとキーラがキスをするシーンだった。ランド・カルリジアンのマントがたくさん掛けられたクローゼットで言葉を交わし、キスしはじめたところにトバイアス・ベケットがやってくる。この場面では当初、キーラの肩にかかっているマントをハン・ソロが取り、クローゼットに掛けるという動作があったらしい。ハワード監督いわく、ルーカスはその一瞬の動作に違和感をおぼえたというのだ。

“えっと…ハンはわざわざ(マントを)掛けたりしないと思う”って言われたんですよ。そして、やって見せてくれました。ジョージが一瞬だけハン・ソロになったんです。(ハンの)ボディ・ランゲージと態度がそこにありましたね。これはシーンの良いアクセントになっただけじゃなくて、ジョージがこのキャラクターを生み出したこと、ハンのことを本当に理解していることを思い出させてくれた。彼はすごく言い出しづらそうでしたが、その判断はすごく正しかったし、採用したら面白かったんです。」

 

本作を手がけたハワード監督は、俳優としてルーカスの監督作品『アメリカン・グラフィティ』(1973)で主演を担い、その後もルーカスが原案を担当した『ウィロー』(1988)では監督を務めている。『ハン・ソロ』の撮影現場でルーカスが演出に意見することができたのも、二人の間に45年もの親交があり、お互いに信頼関係が築かれていたからだろう。

なお米ComicBook.comのインタビューで、ハワード監督はルーカスの姿勢に感謝の意を表している。

「彼(ルーカス)はこの作品をすごく支えてくれました。もはや彼は映画の現場に踏み込むことはしていなくて、セットを訪れるのは本当に珍しいことなんです。それでもサポートする姿勢を見せてもらえて、すごく良かったですよ。それに、とても賞賛してくれました。僕が参加した時、“君ならコツをつかめる、スター・ウォーズの世界やキャラクターの価値を最大限に引き出せる”って確信してくれていたんです。」

映画『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』は2018年6月29日より全国の映画館にて公開中

『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』公式サイト:https://starwars.disney.co.jp/movie/hansolo.html

Sources: Variety, ComicBook.com
Eyecatch Image: Photo by James Santelli/Neon Tommy

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THE RIVER編集部。わかりやすいことはそのままに、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすくお伝えしたいと思っています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp へ。

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