『ソニック・ザ・ムービー』新ビジュアル予告編 ─ 再デザイン経たソニック初披露、3月27日公開決定

日本発の大人気ゲーム「ソニック」シリーズをハリウッドが実写映画化した『ソニック・ザ・ムービー』が、製作の紆余曲折を経て、2020年3月27日（金）に日本公開されることが決定。このたび最新の予告映像とポスタービジュアルが到着した。

「ソニック」シリーズは、1991年に株式会社セガ･エンタープライゼス（現・株式会社セガゲームス）から発売された『ソニック・ザ・ヘッジホッグ』以来、さまざまなゲームハードにて展開されてきたシリーズ。目にも止まらぬスピードでステージを駆け抜ける革新的なゲーム性、音速で走る青いハリネズミ「ソニック」のクールなキャラクターが世界のゲームファンに愛され、全世界でシリーズ累計約9.2億本（DL含む）のセールスを記録している世界的人気作品なのだ。

今回の予告編では、地球にやってきたソニックが保安官と、ひょんなことから相棒となり、ソニックのスーパーパワーを狙うドクター・ロボトニック（ジム・キャリー）の野望を阻止するため奔走。オモチャやゲーム、地球の文化に興味を示したかと思いきや、ソニックをつけ狙うロボトニックを「その程度？」と挑発するなど、キュートかつヤンチャでお調子者なキャラクター性が垣間見える。おなじみの超高速で、砂漠に大都会、万里の長城と世界中を駆け回る。またポスタービジュアルでは、ソニックが、ゲームやアニメでおなじみのキメ台詞で「ノープロブレム！ここはオレにまかせとけ！」と余裕の表情。イヤホンで音楽を聴きながら、アイコン的アイテムのリングで遊ぶ姿が描かれた。

なお『ソニック・ザ・ムービー』は、当初2019年12月に公開される予定だったが、本国で予告編が公開されるや、ゲームのイメージとは大きく異なるソニックのデザインに批判が集まり、異例の再デザイン＆全編作り直しを敢行。このたび、製作陣が「喜んでもらえると思う」と語る新デザインでの再出発となった。

プロデュースを務めるのは、『ワイルド・スピード』シリーズのニール・H・モリッツと、『デッドプール』（2016）『ターミネーター：ニュー・フェイト』（2019）監督のティム・ミラー。監督には「Gopher Broke（原題）」（2004）がアカデミー賞短編アニメーション部門にノミネートされたジェフ・ファウラーが実写長編映画に初抜擢された。

映画『ソニック・ザ・ムービー』は2020年3月27日（金）全国ロードショー。