邦題そのまま『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』2019年公開へ ─ 『ホームカミング』続編

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)映画『スパイダーマン:ホームカミング』(2017)続編が、邦題も原題そのまま『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム(原題:Spider-Man:Far From Home)』として2019年に日本公開されることがわかった。同シリーズ日本公式Twitterが発表した。
スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム
2019年公開❗️
#スパイダーマン pic.twitter.com/MiEJnIZnWk— 映画『スパイダーマン』公式 (@SpidermanfilmJP) 2018年8月1日
同作は、トム・ホランド演じる若きスパイダーマン/ピーター・パーカーの成長と活躍を描いた『スパイダーマン:ホームカミング』の続編。前作ではロバート・ダウニー・Jr.演じるアイアンマン/トニー・スタークとの師弟関係が描かれ、ピーターの高校生活にもフォーカスした学園ドラマとしての一面も話題に。ヴィランとなるバルチャーをマイケル・キートンが怪演したことも人気を呼んだ。
この続編の副題『ファー・フロム・ホーム』は、日頃より大事な情報をうっかり漏らしてしまうトム・ホランド本人のキャラクターを逆手に取り、ホランドのInstgram投稿を通じて「うっかり流出」風に発表されていたもの。
『ファー・フロム・ホーム』配給のソニー・ピクチャーズ社長エイミー・パスカルは、今作について『アベンジャーズ4』(タイトル未定)の”数分後”から始まるとも発言しており、マーベル・スタジオ社長のケヴィン・ファイギは今作でスパイダーマンが「地球上の別の場所でも過ごすことになる」と明かしている。”ホーム(故郷)から離れて”を意味する”Far From Home”の原題は、邦題ではどのように翻案されるのかファンの注目を集めていたが、原題本来の意味合いや語感を尊重したように、そのままの邦題となったようだ。なお同シリーズは、前作”Homecoming”もそのままの邦題を採用している。
『ファー・フロム・ホーム』は、『ナイトクローラー』(2014)などで知られる人気俳優のジェイク・ギレンホールがヴィランのミステリオ役として出演交渉に入っていると伝えられていたが、早くも同作撮影場所のロンドンで過ごしていることが明らかになっており、出演濃厚として期待を集めていたところだ。監督は、『ホームカミング』に引続きジョン・ワッツが手がける。
映画『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』は2019年7月5日に米国公開予定。日本公開の詳細を待とう。