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マイケル・キートン、『スパイダーマン』バルチャー役を再演か ─「明日撮影がある」と意味深発言

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)『スパイダーマン:ホームカミング』(2017)のメインヴィラン、エイドリアン・トゥームス/バルチャーがマーベル映画に再登場しそうだ。それもマイケル・キートンが再演する形で……。

この記事には、『スパイダーマン:ホームカミング』のネタバレが含まれています。

『スパイダーマン:ホームカミング』にてバルチャーは、ピーター・パーカー/スパイダーマンとの戦いに敗北した後、刑務所に収監させられる。ポストクレジットシーンではスコーピオンと刑務所内で対面し、スパイダーマンの正体について迫られるも、「知ってたら、もう殺してる」と真意は不明ながらも正体を明かさなかった。『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』(2019)での再登場が期待されていたが、バルチャーは現在に至るまで再登場はしていない。

しかし、2021年11月に彼の再登場説がふたたび浮上した。『モービウス』の予告編にて、マイケル・キートンふんするキャラクターが登場したからである。キャラクター名は不明だが、『スパイダーマン:ホームカミング』のポストクレジットシーンにてバルチャーが刑務所内で着用していた服とかなり類似していることからも、ファンのあいだではバルチャーと同一人物なのではないかと予想されているのだ。『モービウス』は、『ヴェノム』につづいてソニー・ピクチャーズが制作する、スパイダーマンの宿敵を映画化する企画のうちのひとつ。これだけ聞くと、バルチャーが同作で再登場しても何ら不思議な話ではなさそうだが、『ヴェノム』『モービウス』の世界観が、MCUと関係性があるのかは実のところはっきりしていない。

ファンの期待が高まる中、マイケル・キートンがさらなるバルチャーの再演を示唆している。2021年11月18日(現地時間)に米国放送された「Jimmy Kimmel Live」に出演したキートンは、『スパイダーマン:ホームカミング』での撮影を振り返りながら、「明日は撮影があるんです」と番組の最後で唐突に話した。「何の撮影ですか?」と司会者に聞き返されたキートンは、「バルチャーのやつです」と回答。これがバルチャー役を再演するということなのか、バルチャーのようなヴィランやスーパーヒーロー映画への撮影を示唆するものなのかは定かでない。

マイケル・キートンがバルチャー役の撮影を仮にも実際に控えていた場合、気になるのはどの作品なのかだ。『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』『モービウス』はいずれも撮影が終了しており、公開も間近に迫っているため、再撮影が行われるとは考えにくい。もちろん、ポストクレジットシーンなどといった撮影時間が短いものであれば、まだ間に合う可能性があるため、完全に否定することは出来ないだろう。

マーベル作品で現在撮影中のものは、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Vol.3(原題)』、『ザ・マーベルズ(原題)』、「シークレット・インベージョン(原題)」、『ブラックパンサー:ワカンダ・フォーエバー(原題)』、『アントマン&ワスプ:クアントゥマニア(原題)』など。そのほかには、『ドクター・ストレンジ・イン・ザ・マルチバース・オブ・マッドネス(原題)』が大規模な再撮影を現在実施中。こちらはアメリカ・ロサンゼルスで執り行われており、「Jimmy Kimmel Live」の収録場所と同じ都市だ。『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』にドクター・ストレンジがキーパーソンとして登場するため、こちらに再登場する可能性は大いにあり得るかもしれない。いずれにせよ、今後の動向に引き続き注目しよう。

Source: Jimmy Kimmel Live

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Minami

THE RIVER編集部。「思わず誰かに話して足を運びたくなるような」「映像を見ているかのように読者が想像できるような」を基準に記事を執筆しています。映画のことばかり考えている“映画人間”です。どうぞ、宜しくお願い致します。

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