わかるぜ『スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ』予告編、ぜったい何か隠しているだろ ─ 『ノー・ウェイ・ホーム』の時も二人のスパイダーマンを消してたよな

トム・ホランド主演、マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)版『スパイダーマン』待望の第4作『スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ』の初予告編が公開された。早くもサプライズが飛び出しているが、どうやらこの映像には、描かれていない要素が多分にあると見て良さそうだ。
MCUならではのクロスオーバー要素も見られる。ドラマ「デアデビル」シリーズからは、ジョン・バーンサルによるパニッシャー/フランク・キャッスルも登場。ピーターは彼のことを「フランク」と呼んでいることから、すでに知り合いである様子。
さらに、映像を見る限りパニッシャーは街を暴走する戦車を追っており、銃口もスパイダーマンではなく前方を走る戦車に向けているようだ。おそらくパニッシャーはスパイダーマンと対峙するヴィランではなく、倫理観の異なるアンチヒーローとして、ニューヨークに共存する相手として描かれることになりそうだ。
続いてのクロスオーバーは、『アベンジャーズ』のハルクことブルース・バナーだ。身体の異変に直面したピーターに助言を与える存在として登場するように見える。
なぜピーターはブルースを頼ったのか?ブルースはスーツやアイテムを使う他の先輩ヒーローと異なり、人間の身体から別の存在へと“変異”する人物。これは、直前のカットでピーターがウェブシューターなしでクモ糸を撃ったような描写と繋がるヒントとなる。
これまでスマートハルクとして登場していたブルースだが、人間の姿に戻って変異をコントロールする術を身につけたのか、それとも手首に装着している謎のデバイスが鍵なのか。なおブルースは、『ノー・ウェイ・ホーム』ドクター・ストレンジの呪文によって、ピーターのことを忘れている。
ここで、お祭り大作となった前作『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』と比較検討してみよう。前作では、異世界からトビー・マグワイア版とアンドリュー・ガーフィールド版のスパイダーマンが登場するという特大サプライズが見られたが、予告編の段階では(一部リークされつつも)徹底的に伏せられていた。その目眩し的な存在となったのが、ドクター・ストレンジとのクロスオーバーや、グリーンゴブリンをはじめとする過去作ヴィランズの登場だ。
ここで気になるのは、予告編が“見せているもの”以上に、“見せていないもの”である。『ブランド・ニュー・デイ』にも前作同様のサプライズが飛び出すのなら、パニッシャーやブルース・バナーはその序の口。本編には、驚くような仕掛けが隠されているかもしれない。
そのことを予感させるのが、予告編の02:16のショット。スパイダーマンが赤い忍者集団にスローで飛び込んでいる部分だ。彼らはおそらく「ザ・ディフェンダーズ」などに登場したヤミノテ(ザ・ハンド)だろう。ヤミノテはニューヨークを脅かす、不老不死を求めるカルト秘密結社。「ザ・ディフェンダーズ」で壊滅的打撃を受けた組織が、別のかたちで生き延びていた可能性も浮上する。
このカットは、『ノー・ウェイ・ホーム』のクライマックスで、3人のスパイダーマンがヴィラン集団と衝突したものと酷似している。『ノー・ウェイ・ホーム』予告編では、スパイダーマンの上下を飛ぶ2人のスパイダーマンの姿が編集によって削除されていた(そのため、下段のリザードが“誰もいない余白”に向かって飛び込んでいるという不自然が生じている)。
『ブランド・ニュー・デイ』のカットを見ても、スパイダーマンの下部に、もう2~3人は加われそうな余白が空けられている。一部のヤミノテ忍者も、誰もいない空間めがけて斬りかかっているように見える。
おそらくこの場面でも、スパイダーマンの他に別のヒーローが共闘している可能性がある。有力候補はデアデビル/マット・マードックだ。マットはすでに『ノー・ウェイ・ホーム』で共演しており縁があるほか、ヤミノテとの因縁もすでに深い。原作コミックでも、スパイダーマンとデアデビルはニューヨークで共に戦う“チームレッド”として有名だ。(ちなみに原作でのチームレッドにはもう一人、デッドプールも加わるが……?)
また、本作では注目の新キャストとして「ストレンジャー・シングス 未知の世界」マックス役で人気のセイディー・シンクも参加するはずだが、予告編映像に登場していない。シンクが演じるキャラクターは伏せられているが、ファンの間で有望視されているのがX-MENのジーン・グレイ。サイコキネシスとテレパシー能力を持つわけだが、予告編には人々が“誰かに操られている”ようにも見える描写があり、シンクの役柄をめぐる憶測を加速させるには十分だ。ただし、ここからX-MEN本格合流までを読むには、まだ材料が足りない。
『スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ』は2026年7月31日に日米同時公開。
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