『スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ』にジャッキー・チェンのチームがスタント監督参加

ソニー・ピクチャーズによるマーベル映画最新作『スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ』に、ジャッキー・チェンのスタントチームがアクション監督として参加していることがわかった。香港HK01と米The Wrapが伝えた。
『ブランド・ニュー・デイ』では“親愛なる隣人”スパイダーマンのストリート・レベルでの活躍が描かれるとされる。監督を務めるのはカンフー・アクションを多用した『シャン・チー/テン・リングスの伝説』(2021)デスティン・ダニエル・クレットン。
チェンは自らロンドンの撮影地に赴いたという。「僕のジャッキー・チェン・スタント・チームは『スパイダーマン』の撮影で忙しくしています。私もジャッキー・チェン・スタント・チームのアクション監督でした。彼らのリハーサルを見に行きましたが、監督は私を見てとても興奮していましたよ」と明かした。
チェン自身がどれほどのアクション指導を行なったかは不確かだが、伝説のアクション・スターによる訪問に現場も大いに鼓舞されたに違いない。
クレットン監督は『シャン・チー』で、2021年に逝去したスタント・コーディネーターのブラッド・アランと共に香港アクション映画のエッセンスを注ぎ込んだ。『ブランド・ニュー・デイ』ではチェンのチームによる監修も加わることで、より地に足ついた格闘シーンが望めそうだ。
『スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ』は『ノー・ウェイ・ホーム』で描かれた出来事を受け、トム・ホランド主演のMCU版スパイダーマンとしては初めてストリート・レベルでの活躍を本格的に描く。ハルク/ブルース・バナー役のマーク・ラファロ、スコーピオン/マック・ガーガン役のマイケル・マンドも出演することで話題。ほか、パニッシャー/フランク・キャッスル役のジョン・バーンサル、「ストレンジャー・シングス 未知の世界」セイディー・シンク、「一流シェフのファミリーレストラン」のライザ・コロン=ザヤスも新たに加わる。MJ役のゼンデイヤ、ネッド役のジェイコブ・バタロンも復帰すると見られる。監督は、前3作を手がけたジョン・ワッツから、『シャン・チー/テン・リングスの伝説』のデスティン・ダニエル・クレットンに交代となる。
『スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ』は2026年7月31日に全米公開予定。日本公開は2026年夏。
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