【ネタバレ】『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』ラストのキャラ、「未来が開けた」と脚本家が今後の可能性を語る

この記事には、『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』のネタバレが含まれています。

『ノー・ウェイ・ホーム』ヴェノムはどうなる?
『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』のミッドクレジットシーンでは、『ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ』(2021)のエンディングの続きが描かれ、MCUの世界線に飛ばされたヴェノム/エディ・ブロックが登場。“2人”が、バーテンダーからアベンジャーズやサノスの存在について“講義”を受けていると、そのタイミングでドクター・ストレンジが放った呪文により、ヴェノム/エディは光に包まれて元の世界へ戻って行く展開に。ところがバーカウンターにはシンビオートが残っており、誰もが「あれはどうなるの……?」と思ったのではないだろうか。
そんな気になる疑問に、米IGN Fan Fest 2022のパネルに出演したエリック・ソマーズとクリス・マッケナが回答。MCU版『ヴェノム』が進行していることは認めなかったものの、『ノー・ウェイ・ホーム』のポストクレジットシーンが、将来的にヴェノムがMCU作品に参戦する可能性の扉を開いたと述べている。
ソマーズ:「可能性が残っています。彼(エディ)が(元の世界へ)戻る姿を目にしたのに対し、シンビオートの姿はありませんでした。なので、将来的にエキサイティングな可能性が残されています。」
しかしマッケナは、MCUにヴェノムを加えるという“楽しいアイデア”について決断を下す権限は、自分たちにはないと断言している。
マッケナ:「僕には分かりません。それは僕たちの権限を越えていますから。僕たちは神ではなく巨大なユニバースの一部であり、そこに住む単なる人間にすぎません。シニスター・シックスの6人目のメンバーが、バーから抜け出せなかったのは楽しいアイデアだと思います。彼は後に何かを残したかもしれません。ですが、もう一度言いますが、僕たちは次なる冒険の行き先を全ては知らないのです。」
これほどヴェノムの存在を『ノー・ウェイ・ホーム』でアピールしておいて、将来的にリリースされるMCU作品でシンピオートが登場しないとは考えられないような気がするが……。すでに『ヴェノム』第3作の企画が進行中だと報じられており、その続編がMCUユニバースで展開されるのかどうか今後の進展に期待したい。
Source:IGN Fan Fest 2022