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【ネタバレ】『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』アノ人が、アノ人の俳優復帰を語る ─「最高でした」

スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム
©2021 CTMG. © & ™ 2021 MARVEL. All Rights Reserved.

この記事には、『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』のネタバレが含まれています。

アンドリュー・ガーフィールドトビー・マグワイアの俳優復帰と共演を語る

スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム
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『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』では、ドクター・ストレンジの呪文により時空が歪み、“スパイダーマンがピーター・パーカーであるということを知っている者”が呼び寄せられる。その結果、ドクター・オクトパスをはじめ、グリーンゴブリン、サンドマン、リザード、エレクトロといったピーターの宿敵たちが勢揃い。トム・ホランドふんするピーターはシリーズのヴィランたちに立ち向かうことになるわけだが、そこにトビー・マグワイアとアンドリュー・ガーフィールドによるスパイダーマン/ピーター・パーカーが登場し、“ピーター・パーカーたち”が手を取り合って共闘することになるのである。

2021年12月に米国公開された本作にて、『スパイダーマン3』(2007)ぶりにスパイダーマンとしてカムバックしたトビー・マグワイア。14年ぶりの復帰を果たしたマグワイアだが、本作以前に出演した最後の実写映画は『完全なるチェックメイト』(2014)だ。以降は、『フィフス・ウェイブ』(2016)『Mr.ノーバディ』(2021)などでプロデューサーとして作品に携わってきた。つまり俳優としての映画への参加は、およそ7年ぶりのものとなったわけだ。

そんな俳優との夢の共演を果たしたアンドリュー・ガーフィールドは、どんな想いを抱いたのだろうか。The Jess Cagle Showにてガーフィールドは、「僕は俳優としての彼のファンなので、しばらくの間、彼が俳優業から遠ざかっていたことは残念でした。彼は俳優以外のことや、製作、そして自分の生活に集中しているのです」と正直な想いを打ち明けている。「再び俳優として、あのキャラクターとして復帰する彼と作品を共にできたことは、本当に最高でした。スパイダーマンとしてのトビーに憧れて育ちましたし、あのキャラクターの大きな部分を占めていますから」。

撮影前に会うことになったガーフィールドとマグワイアは、ワークショップに取り組むことになったという。「ふたりの関係性がどのように発展していくのか、そこにどのような動力があるのか、どのような感情を互いが抱くのか、初めての出会いから別れまで、その旅路はどこに向かうのか、といったアイデアを出し合いました」。『スパイダーマン』最新作を製作している感覚はなかったといい、「守られている」「不思議」な気分だったと続けている。

「ふたりのキャラクターの関係性に取り組み、想像力を働かせて、遊んでいるような感じでした。遊び心があって、スパイダーマンの低予算短編映画を友だちふたりで作っているようなもので、“これ良くない?”みたいな。トビーは時間が経つのも忘れて、愛する演技とのつながりを思い出してましたよ。」

本作劇中、背中の調子が良くないマグワイアのためガーフィールドがストレッチして、背骨を鳴らすという観客の笑いを誘う一幕があった。どうやら、それはふたりのアイデアで、撮影初日には即興で色々なことを試しながら、映画に必要なことを見極めていったのだという。「“僕たちは年長組です。どうすれば表現できるのか。そのつながりをどのように表現するのか”と話していました。“君に必要とされたい、君に好かれたい、君に感心されたい。僕は君が必要としていなかった弟のような存在”みたいな」。

映画『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』は、2022年1月7日(金)より公開中。

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Minami

THE RIVER編集部。「思わず誰かに話して足を運びたくなるような」「映像を見ているかのように読者が想像できるような」を基準に記事を執筆しています。映画のことばかり考えている“映画人間”です。どうぞ、宜しくお願い致します。

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