ジェームズ・ガン版『スーサイド・スクワッド』デッドショット役でイドリス・エルバが出演交渉中 ─ ウィル・スミスの降板受けて

DCコミックス原作、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズのジェームズ・ガン監督による『ザ・スーサイド・スクワッド(邦題未定、原題:The Suicide Squad)』に、『マイティ・ソー』シリーズや『パシフィック・リム』(2013)などのイドリス・エルバが出演交渉中であることがわかった。米The Hollywood Reporterなどが報じている。
イドリスが交渉にあたっているのは、デヴィッド・エアー監督による前作『スーサイド・スクワッド』(2016)にも登場したデッドショット役。前作ではウィル・スミスが演じていたが、先日、ウィルがスケジュールの都合のため本作を降板したことが伝えられていた。出演が実現すれば、イドリスは“2代目デッドショット”としてスクリーンに登場することとなる。

報道によれば、イドリスはガン監督とワーナー・ブラザースにとって「第一希望であり唯一の候補者」だったとのこと。監督とイドリスは2019年3月1日(米国時間)に面会しており、すでにスタジオも交えて話し合いはスムーズに進行しているという。
『ザ・スーサイド・スクワッド』は、前作の直接的な続編ではなく、出演者の大半が一新される「リランチ」版。ジェームズ・ガンは脚本を執筆し、監督としても契約交渉に入ったと伝えられていた。現時点でガン以外の名前が浮上しておらず、キャスティング作業が進行していることを鑑みると、ガンが脚本・監督を務める方針で準備が進められているとみていいだろう。
2019年3月7日現在、『ザ・スーサイド・スクワッド』の出演者は不明。ハーレイ・クイン役のマーゴット・ロビーは復帰するとみられるが、正確な情報は伝えられていない。なお、前作でジョエル・キナマンが演じたリック・フラッグ大佐も再登場すると予測されていたが、The Hollywood Reporterによれば本作にフラッグは登場しないということだ。
プロデューサーを務めるのは、これまでのDC映画を手がけてきたチャールズ・ローヴェン、『アクアマン』(2018)『シャザム!』(2019)などのピーター・サフラン。エクゼクティブ・プロデューサーとして『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』(2016)などのザック・スナイダーとデボラ・スナイダーも参加している。
映画『ザ・スーサイド・スクワッド(邦題未定、原題:The Suicide Squad)』は2021年8月6日に米国公開予定。撮影は2019年9月よりアトランタにて開始される方針だ。
Source: THR