ジェームズ・ガン版『スーサイド・スクワッド』ハーレイ・クイン役マーゴット・ロビー、爆笑の仕上がりを予告 ─ タイカ・ワイティティも撮影に参加

DCコミックスの“悪党集団”を再び映画化する『ザ・スーサイド・スクワッド(原題:The Suicide Squad)』でハーレイ・クインを演じるマーゴット・ロビーが、脚本・監督を務める『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズのジェームズ・ガンを称賛した。
米Varietyに登場したマーゴットは、本作でリック・フラッグ大佐を演じるジョエル・キナマンが「(脚本が)すごく面白いんです。僕としては、初めてコメディを撮っている感覚」とコメントしたことについて、「彼は正しいですよ」と応じた。「みなさん大笑いすると思います。私が言えるのは、良い作品になりますよ、ということだけ。ものすごく良い作品になります」。
『ザ・スーサイド・スクワッド』の撮影は2019年9月下旬に開始されており、ガン監督は「今までで最も複雑で、最も規模が大きく、だけど一番楽しい」撮影だと語っていた。なおガン監督いわく、マーゴットの撮影は進められているものの、2019年11月18日時点で「完了にはまだ遠い」という。

本作で“笑い”を担うキーパーソンの一人といえるのは、『マイティ・ソー バトルロイヤル』(2017)や『ジョジョ・ラビット』(2020年1月24日公開)など自らもコメディの作風を特徴とする映画監督兼俳優のタイカ・ワイティティ。こちらも撮影に参加しているというが、タイカは自身の監督する新作映画『Next Goal Wins(原題)』の撮影も開始されたばかり。今後、ハードスケジュールの中で撮影を両立していくとみられる。
ちなみにガン監督は、『ザ・スーサイド・スクワッド』の製作にあたり、あえて実物のセットや効果を重視して撮影を進めているとのこと。その分量たるや、過去にガンが手がけてきた作品の総量を上回るほどだという。作品の性質上、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズがどうしてもCG表現に重きを置くことになることを鑑みれば、いわば真逆のアプローチといえるだろう。こちらはヴィランチームだが、過去のガン作品としては『スーパー!』(2010)に近いテイストなのかも?

映画『ザ・スーサイド・スクワッド(邦題未定、原題:The Suicide Squad)』は2021年8月6日に米国公開予定。前作『スーサイド・スクワッド』ブルーレイ&DVDは発売中。
Source: Variety, James Gunn