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『ジョン・ウィック』監督、マーベルのケヴィン・ファイギから助言をもらっていた ─「メンターのような存在」

チャド・スタエルスキ
Photo by Anna Hanks https://www.flickr.com/photos/annaustin/21051627721/ | Remixed by THE RIVER

チャド・スタエルスキといえば、スタントマンからキャリアチェンジし、『ジョン・ウィック』シリーズで映画監督としての揺るぎない地位を確立した人物。今やハリウッドアクション界の未来を担うキーパーソンとなったが、そんなスタエルスキ監督には「メンター(助言者)」と慕う人物がいる。

その人物が、マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)を率いてきたケヴィン・ファイギ。スタエルスキ監督といえば、『スパイダーマン2』(2004)や『ウルヴァリン』シリーズなど、スタントマン時代からマーベル作品に携わってきた。このたび米ポッドキャスト番組Happy Sad Confusedに登場したスタエルスキ監督はマーベル作品での経験を振り返り、ファイギに対する感謝の言葉を口にしている。

「私はマーベルのためにたくさんの仕事をしてきました。とっても親切にしてもらいました。ケヴィン・ファイギは特に私にとってのメンターのような存在です。彼は、『ジョン・ウィック』のフランチャイズ化に対する助言を快くしてくださった。」

ファイギへの恩を明かした監督は、2022年8月にも同様の内容を語っていた。「マーベルはキャリアに多大な影響を与えました。彼らには大きな借りがあります」「ケヴィンはとても親切に時間を割いてくれて、良い話を交わすことができました」と。この時、監督はMCUでの映画化が決定している『ブレイド』を監督することへの熱意を明かしていた

その想いは現在も変わっていないようで、「選べるなら、迷いなく『ブレイド』にするでしょうね。つい、“あぁ、もう!”ってなってしまうくらいやりたい作品です」とスタエルスキ監督。一方で「ふさわしい人材を起用したと思います」とも語り、『ブレイド』映画化を手がけるヤン・ドマンジュ監督への敬意を示した。

『ジョン・ウィック:コンセクエンス』(2023)をもって『ジョン・ウィック』シリーズに区切りをつけたスタエルスキ監督は現在、『Ghost of Tsushima(ゴースト・オブ・ツシマ)』ハリウッド実写映画版や、『ハイランダー』リブート映画版といった注目プロジェクトを開発している。水面下では『ジョン・ウィック』ドラマ版も進めているということで、今後のさらなる活躍にも期待したい。

Source:Happy Sad Confused

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SawadyYOSHINORI SAWADA

THE RIVER編集部。宇宙、アウトドア、ダンスと多趣味ですが、一番はやはり映画。 "Old is New"という言葉の表すような新鮮且つ謙虚な姿勢を心構えに物書きをしています。 宜しくお願い致します。ご連絡はsawada@riverch.jpまで。

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