セバスチャン・スタン、『シビル・ウォー』現場でゴリゴリの男たちに囲まれて「自信をなくした」ので「めちゃくちゃ筋トレした」

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)でバッキー・バーンズ役を演じているセバスチャン・スタンは『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』(2016)の撮影期間中、筋トレを猛烈に頑張ったという。米Vanity Fairが紹介したMCU製作にまつわる新書『MCU: The Reign of Marvel Studios』で、スタンは当時抱いた不安を振り返っている。
バッキー役を演じるようになってからはアクション俳優としてのイメージも定着しているスタンだが、意外なことにアクション作品への出演はMCUデビュー作『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』(2011)が初。続く『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』(2014)では、過激なアクションも大幅に増量した。
スタンは、『ウィンター・ソルジャー』劇中で見せた肉体が物足りなかったと後に実感していたようだ。そう思うきっかけになったのが、『シビル・ウォー』での撮影。「デカいゴリゴリの男たちに囲まれて自信をなくしてしまった」というのだ。
スタントマンもたくさんいる現場で自分が小柄に感じたのだろう。スタンは肉体改造を心に決めたのだった。「筋トレをめちゃくちゃハードにするようになって、食事量も増やしました」。
努力の結果、「『ウィンター・ソルジャー』の時よりも少しデカくなったじゃんって、現場で思ったのを覚えています」とスタン。肉体は服やアーマーで隠れてしまっている為、バルクアップした姿を視認することは難しいが、「腕の辺りが少しギチギチで、血の巡りが悪くなってしまうほどだった」というから、その変貌ぶりは明白だ。
今後、スタンはマーベル映画『サンダーボルツ(原題)』でバッキー役を再演予定。ヴィランたちによるチーム「サンダーボルツ」でリーダー格を務めるとされている。全米脚本家組合によるストライキの影響で撮影延期となっていたが、ストライキも正式に集結した為、撮影に向けた動き出しに期待したいところ。今頃、スタンもハードに筋トレしているかもしれない。
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Source: Vanity Fair