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ベネディクト・カンバーバッチ、ドクター・ストレンジの生存保証せず?『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』取材にて

爆弾発言というべきか、巧みなサービス精神というべきか……。
マーベル・シネマティック・ユニバースにてドクター・ストレンジ役を演じているベネディクト・カンバーバッチが、最新作『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』で生き残る可能性について、わざと曖昧な発言を残している。

英国ロンドンでのプレミア・イベントに登場したカンバーバッチは、MTVの取材に対して、自身に関するストーリーを「たくさんの脅威が迫ってきます。首に掛けたタイム・ストーンを、大きなグローブ(=インフィニティ・ガントレット)のために取りに来る人物がいるんですよ」と端的に説明。「無事なんでしょうか?」というインタビュアーの質問には、笑いながらこう応じた。

「大丈夫じゃないかも。『ドクター・ストレンジ』(2016)の結末以来、『マイティ・ソー バトルロイヤル』(2017)を経て、この映画に登場するわけですが、だからといって今後も出てくるとは限りません(笑)。楽しみにしていてください。」

この発言を「まさか」と簡単に断じられないのは、すでに『スパイダーマン:ホームカミング』(2017)の続編は公開日まで決定し、公開から間もない『ブラックパンサー』(2018)すら続編の企画が存在するにもかかわらず、『ドクター・ストレンジ』の続編についてはほとんど情報が入ってこないためだ。前作の脚本を執筆したC・ロバート・カーギル氏は続編のヴィランについて示唆しているが、本人もそう述べているように、カーギル氏が続編にも参加するとは限らない。

『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』のストレンジについて、カンバーバッチは「少しだけ(ヒーローたちの)先を行って、ある洞察をもって存在しているようなんです。そして、もう少し成熟した者であろうとする。1作目のように怒りっぽかったり、傲慢でナルシスティックではないんです」とも述べている
思えば、乱暴な素振りや傲慢な性格を特徴とする人物が悟りや真理に達した時、その生命に危機が迫るという展開は、あらゆる物語における“お約束”だ。果たしてストレンジは無事にサノスとの激闘を乗り越えることができるのか、そして単独映画の続編は無事に製作されるのか……。

映画『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』は2018年4月27日より全国ロードショー

『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』公式サイト:http://marvel.disney.co.jp/movie/avengers-iw.html

Source: MTV

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。