スーパーマン役の新キャスティング、発表は当面先に ─ 「まだ誰にも決まっていない」とジェームズ・ガン

『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズや『ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結』(2021)のジェームズ・ガン監督による、新たなスーパーマン映画の主演俳優が発表されるのは当面先となりそうだ。現時点で新スーパーマン役の俳優は決まっておらず、近々発表する予定もないことをガン自身が認めた。
2022年11月から新会社「DCスタジオ」の共同CEOに就任したガンとピーター・サフランは、ただいまDC映画を大幅刷新する計画を進行中。ガンが脚本を執筆しているスーパーマンの新作映画に、『マン・オブ・スティール』(2013)『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』(2016)のヘンリー・カヴィルは復帰しないことが以前明かされていた。
現在、新たなスーパーマン役に『キスから始まるものがたり』シリーズや「ユーフォリア/EUPHORIA」(2019-)のジェイコブ・エロルディが起用されるとの噂がSNS上で流れていることを受け、ガンは「まだスーパーマン役は誰にも決まっていません」と否定。「僕の場合、キャスティングは概ね脚本の完成後か、完成に近づいた後に行うもの。まだその段階ではありません」と記し、「そう遠くないうちにいくつかの発表がありますが、スーパーマンのキャスティングはその中には含まれない」との見解を示した。
2022年12月、ガンはスーパーマン映画の脚本を執筆していること、企画が初期段階にあること、スーパーマンの人生の初期に焦点を当てる物語となることを明かしていた。今回、ガンはDCスタジオの計画について「そう遠くないうちにいくつかの発表がある」と記しているが、以前のコメントによれば、2023年1月中にも今後に関する発表がなされる見込み。新たなスーパーマン映画についても、キャスティング以外のアナウンスがあるかもしれない。
My thoughts are no one has been cast as Superman yet. Casting, as is almost always the case with me, will happen after the script is finished or close to finished, and it isn’t. We’ll announce a few things in not too long, but the casting of Superman won’t be one of them. 🧜♂️ https://t.co/2SGWV2RSI7
— James Gunn (@JamesGunn) January 13, 2023
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