トランプ大統領の娘イヴァンカ・トランプの伝記ドラマが企画中 ─ モデルから実業家、大統領補佐官へ、絢爛と疑惑の半生

ドナルド・トランプ米大統領の娘であり、大統領補佐官を務めるイヴァンカ・トランプの半生に迫るドラマシリーズ(タイトル未定)が、「ウォッチメン」「チェルノブイリ」など数々の人気ドラマで知られる米HBOにて企画されていることがわかった。米Colliderが報じている。
1981年にドナルド・トランプと妻イヴァナの間に生まれたイヴァンカは、10代からファッションモデルとして活動し、のちに父ドナルドのもとで実業家としてのキャリアを開始。2016年の大統領選では父親を強力にサポートし、大統領補佐官として数々の公務に参加。夫であるジャレッド・クシュナーとともにドナルドを支え、その政治的決定にも関与しているといわれる。一方、そのキャリアを通じて疑惑や不祥事も少なくない人物だ。
ドラマの原案となるのは、2019年8月に米国で配信されたポッドキャスト「Tabloid: The Making of Ivanka Trump(原題)」。全8話構成でイヴァンカのこれまでに迫り、幼少期から80~90年代の社交界、父親や夫との関係性、現在のイヴァンカが誕生した理由などに迫るシリーズだ。ドラマ版はポッドキャストを基にしたイヴァンカの伝記作品になるという。
企画は初期段階だが、製作総指揮にはポッドキャストの司会を務めるジャーナリストのヴァネッサ・グリゴリアディス、ルカ・グァダニーノ監督によるHBOドラマ「We Are Who We Are(原題)」のニック・ホール、オーストラリア出身の劇作家であるナキア・ルイが就任した。
Source: Collider