タランティーノ版『スター・トレック』実現の可能性は「非常に高い」 ─ 『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』完成後に本格合流へ

『レザボア・ドッグス』(1992)『パルプ・フィクション』(1994)『ヘイトフル・エイト』(2015)などで知られる映画監督クエンティン・タランティーノが、自身が手がける方針の『スター・トレック』新作映画(タイトル未定)について最新の状況を語った。
米/Filmのインタビューに登場したタランティーノは、「『スター・トレック』の映画を作られるんですか? その話題は真実でしょうか?」との問いかけに対して、「可能性は非常に高いですね」と答えた。
「自分の映画を作っているので、あちらとはしばらく関わっていないんですが、ストーリーと脚本についての話をしています。脚本を書いてもらっていますし、『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』が完成したら顔を出して、話し合いを再開することになります。」
タランティーノが『スター・トレック』新作を手がけるという話題の第一報は2017年12月に届けられているが、それから約1年半にわたり、製作の状況に大きな変化はみられていない。『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』の製作で多忙なタランティーノに代わって、本人による原案をもとに、脚本は『レヴェナント:蘇えりし者』(2015)のマーク・L・スミスが執筆中だ。
これまでタランティーノ版『スター・トレック』については、クリス・パインやサイモン・ペッグ、カール・アーバンら現行映画シリーズの出演者が続投するという説、タランティーノらしいR指定ホラー作品になるという説など、関係者からもさまざまなコメントが飛び出しているが、いずれも真相は謎に包まれたまま。実現するのかしないのかも含めて、すべては続報を待つほかない。
なおタランティーノによれば、レオナルド・ディカプリオ&ブラッド・ピット主演による『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』の製作状況は「音響のミックス段階」とのこと。映画ファン注目の話題作も、いよいよ完成はすぐそこまで近づいているようである。
映画『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』は2019年8月30日(金)全国ロードショー。
『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』公式サイト:http://www.onceinhollywood.jp/
Source:/Film