Menu
(0)

Search

トム・ヒドルストンがもっと好きになるエピソード7選 ─ モノマネが得意、よく「hehehe」と笑う、詩を愛する など

トム・ヒドルストン
Photo by Gage Skidmore https://www.flickr.com/photos/gageskidmore/48469126682/

絶対にスーツが似合うであろうスラっと伸びた長身、包み込むように柔らかく温かな声、油断すれば吸い込まれてしまいそうな大きな眼差し。俳優トム・ヒドルストンは、外見も中身も整った圧倒的ジェントルマンだ。

落ち着いた佇まいからはミステリアスな雰囲気も醸し出されるが、意外な一面も多々ある。本記事では、トム・ヒドルストンをもっと好きになる7つのエピソードをまとめてみた。

©THE RIVER

トム・ヒドルストンがもっと好きになるエピソード7選

可愛い:社交ダンスコンペ番組が大好き

イギリス出身のヒドルストンは、母国の長寿番組「Strictly Come Dancing」が大好きだという。有名人がプロのダンサーとパートナーを組み、社交ダンスのコンテストに挑戦するコンペティション番組だ。2023年11月下旬に出演したBBCのラジオ番組では、ホストと「今年は誰が優勝するのか全くわからないですね」と盛り上がっていた。お気に入りのペアの名前を挙げ、実力を誉める一方、「審査員たちは彼らに厳しすぎますよ」と同情も見せている。

ヒドルストン自身もダンスが得意。「ロキ」シーズン2に登場するタイムスリップという瞬間移動能力の発生時に身悶えするシーンでは、一つひとつの動きにポーズを設定し、持ち前の表現力を活かしていたという。

あわせて読みたい

知的:詩を愛する

ヒドルストンは詩を愛する。そして、そこから得た学びを他者にも共有する器の大きさも持ち合わせている。ドラマ「ロキ」シーズン2の製作中、ヒドルストンは作曲担当のナタリー・ホルトに対し、製作にあたってインスピレーションを受けた詩集をプレゼントしたのだという。

その詩集とは、T・S・エリオットの『四つの四重奏曲』。人間の存在における様々な側面、時間と歴史、そして意義や精神的な悟りを探求し、哲学的なテーマで綴った1作だ。ホルトはヒドルストンのことを「すごく思慮深い俳優で思いやりのある人」と語り、感謝を示していた。

2023年4月には、英ナショナルシアター主催の詩の朗読会にも参加し、W・H・オーデンの「哀悼のブルース」の朗読を披露していた。

面白い:モノマネが得意

なんとも多彩、ヒドルストンはモノマネも得意だという。2015年にはBBCの英トーク番組に出演し、いくつものモノマネをオーディエンスの前で披露している。

モノマネを「賞賛の表現です」と前置いたヒドルストンは、『ミッドナイト・イン・パリ』(2012)で共演したオーウェン・ウィルソン、大御所俳優のクリストファー・ウォーケン、そしてマイケル・マン監督作『ヒート』(1995)劇中のワンシーンを実演してみせた。

それぞれ特徴を捉えたモノマネで会場を沸かせるヒドルストンだが、『ヒート』のワンシーンはなんと出演したロバート・デ・ニーロ本人の前で披露。「すみませんね」とデ・ニーロに一言断りを入れ、該当のシーンをざっくり説明した後、アル・パチーノとデ・ニーロによるダイナーの名シーンを再現し始めた。これにはデ・ニーロもなんだか嬉しそう。披露後、会場からは大歓声が沸き起こった。

優しい:「ロキ」初参加の出演者にロキ講座を開いてあげる

ロキ シーズン2
(c) 2023 Marvel

2021年、『マイティ・ソー』『アベンジャーズ』シリーズに登場したロキ初の単独ドラマ「ロキ」が登場した。長年に渡り役を演じたヒドルストンはロキを熟知しているが、マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)への仲間入りを果たす共演者はそうではない。そんな彼らのためにと、「ロキ講座」なるものを開いたという。受講者のオーウェン・ウィルソンは当時を振り返り、こう語っていた

「トム・ヒドルストンがロキ講座みたいなものを開いてくれました。数日にわたって、全体的な知識など何もかもを一通り説明してくれたんです。他の映画の映像を見せてくれたり、このストーリーに(メビウスが)どう入り込んでいくのかを教えてくれたり。トムは自分が演じるキャラクターについても教えてくれて、とても親切でした。時には自分のキャラクターはこうだと説明してくれたので、助かりました。『ロキ』で僕が演じるメビウスは、ロキを尋問する人なので。とても役立ちました。」

ノリがいい:トルネードを伝える天気予報番組に生出演し、「うちの兄が間違い起こしてしまって」とソーのせいにする

2016年、ヒドルストンはアメリカの天気予報番組にゲスト出演。その日、オクラホマ州では巨大なトルネードが巻き起こっており、ヒドルストンはキャスターから「ロキさん、これは何が起こっているんでしょう」と振られた。するとヒドルストンは「どうやら兄が間違いを起こしてしまったみたいで」と雷神ソーの仕業だと説明。「つまり、クリス・ヘムズワースが上空でハンマーを叩きつけてしまったので、これから大雨に注意してください」と続け、場を和ませていた。

カッコいい:洋服がなんでも似合ってしまう

ファンの方には言わずもがなだが、ヒドルストンは洋服が何でも似合ってしまう。衣装デザイナーにとって仕事を共にするには完璧な相手なのだろう、「ロキ」の衣装デザインを担当したクリスティン・ワダは、「トムに衣装を着せるのは夢のようだ」とまで語っていた

ロキ
© 2023 MARVEL.
©THE RIVER

愛らしい:よく「hehehe」と笑う

その品行方正ぶりから笑い方も上品なのかと思いきや、意外にもヒドルストンはイタズラ好きな少年のように「hehehe(ヘヘヘ)」と笑う。YouTubeではヒドルストンが「hehehe」と笑う姿だけを集めたまとめ動画が作られているほど。まだ聞いたことがないという方は、ヒドルストンがイタズラ好きのロキのようにドッキリを仕掛けまくる以下の動画をぜひご覧いただきたい。思わずつられて「hehehe」と笑わないようにね。

Writer

アバター画像
SawadyYOSHINORI SAWADA

THE RIVER編集部。宇宙、アウトドア、ダンスと多趣味ですが、一番はやはり映画。 "Old is New"という言葉の表すような新鮮且つ謙虚な姿勢を心構えに物書きをしています。 宜しくお願い致します。ご連絡はsawada@riverch.jpまで。

Ranking

Daily

Weekly

Monthly