【ネタバレ】『アメスパ2』グウェンのスピーチが『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』に影響を及ぼしていた

アンドリュー・ガーフィールド主演のシリーズ第2作『アメイジング・スパイダーマン2』(2014)では、スパイダーマン/ピーター・パーカーの恋人グウェン・ステイシー(エマ・ストーン)による印象的なスピーチが登場する。映画の序盤、高校の卒業式でグウェンが生徒代表として語る場面だ。ここでグウェンは「生きている日々に感謝する」「自分の人生を大切にする」「大事なもののために戦い、模索しながら進む」ことを説き、それこそが人生だと語った。これはスパイダーマンとの二重生活を送るピーター・パーカーの人生にも重ねられた。
そして、映画のクライマックスでグウェンは死亡。絶望から立ち直れないピーターは、卒業式のスピーチの映像を再生し、記憶の中の明るいグウェンと再会する(ピーターは悪党退治のため卒業式に遅刻したので、グウェンのスピーチを直接聞けなかった)。パソコンのスクリーンの中、晴れの日のグウェンは「絶対に希望を捨てないで」「あなた自信が希望になって」とピーターに語りかける。
これを聞いたピーターはクローゼットの中からスパイダーマンのマスクを取り出し、街の「希望」となってライノとの対決に立ち向かっていく。グウェン・ステイシーの遺言のために──。
この感動的なスピーチが、実はマーベル・シネマティック・ユニバース『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』にも精神的な影響を及ぼしていたという。『ノー・ウェイ・ホーム』脚本家のエリック・ソマーズとクリス・マッケナが米IGNで語っている。
この記事には、『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』のネタバレが含まれています。
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