DC単独映画『ザ・バットマン』製作はまだまだ初期段階 ― ストーリーは考案済み、脚本は存在せず

DC映画ユニバース作品、映画『ザ・バットマン(仮題)』は、依然としてゆるやかなペースで準備が進められているようだ。
同作はブルース・ウェイン/バットマンを主人公とした、DC映画ユニバースでは初めての単独映画版「バットマン」。企画当初はベン・アフレックが脚本・監督・主演を兼任する予定だったが、2017年1月に脚本・監督を降板している。その後任者には、『猿の惑星:聖戦記』(2017)などのマット・リーヴスが就任していた。

このたび、ポッドキャスト“The Q&A with Jeff Goldsmith”に登場したリーヴス監督は、久々に『ザ・バットマン』の製作状況を明かしている。

脚本未執筆、劇場公開は2020年以降か


およそ2時間にわたるポッドキャストの最後に、『ザ・バットマン』について尋ねられたリーヴス監督は、やや口ごもりながら現状を口にした。いわく「概要を書いているところ(outlining)です。計画しているストーリーはあるので、その概要を書いているんですよ」とのことだ。

概要を執筆する作業は、映画製作において脚本作業“以前”の段階にあたる。作品のストーリーをあらかたまとめたものをスタジオ(本作の場合はワーナー・ブラザース)に提出し、そこで承認を受けるための作業なのだ。これを経て脚本作業が始まるわけで、すなわち『ザ・バットマン』は脚本の執筆をすぐさま始められる状況ではないとみられる。

これまでリーヴス監督は、自身の監督する『ザ・バットマン』について、アルフレッド・ヒッチコック監督作品の影響を受けた「ノワール風探偵映画」にしたいと語ってきた。ワーナー側もそうしたアイデアを非常に喜んでいたそうだが、そうした構想が具体化されるにはもう少し時間がかかることになりそうだ。

なお『ザ・バットマン』の脚本・監督を務める予定だったベン・アフレックは、本作にてブルース・ウェイン/バットマン役を演じるかどうか、はっきりとした決断を下していない(2018年1月9日時点)。当初は続投するとみられていたが、アフレック自身が本作への出演について「検討中」と述べているのだ。
ただし、現時点でアフレックが映画の内容を出演の検討材料にできないとすれば、その決断は『ザ・バットマン』の脚本作業が進んでからになる可能性もあるのではないだろうか。

 

映画『ザ・バットマン(仮題)』は2018年夏にも撮影が始まるとも噂されていた。ただし現状から鑑みると、脚本作業やキャスティング、その他の事前作業を残りの数ヶ月間で終えることは非常に難しそうである。仮に今後もこのペースで製作が進められる場合、劇場公開は早くとも2020年ごろになりそうだ……。

Source: https://screenrant.com/matt-reeves-batman-movie-story-script/

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