単独映画『ザ・バットマン』はDCエクステンデッド・ユニバース作品ではない?マット・リーヴス監督の発言が物議を醸す

ベン・アフレック主演によるブルース・ウェイン/バットマンを主人公とした単独映画『ザ・バットマン(仮題)』が、DCエクステンデッド・ユニバース作品ではない可能性が浮上してきた。これは監督を務めるマット・リーヴスの発言から話題となっているものだが、事実だとすれば多くの謎がおのずと生じてくる……。

「単独作品で、エクステンデッド・ユニバースではありません」

問題の発言は、KCRWのポッドキャスト「ザ・ビジネス」(2017年7月17日配信回)で聞かれたものだ。この番組はハリウッド・レポーター誌の記者であるキム・マスターズ氏が進行を務めるもので、彼女のインタビューによって監督は『ザ・バットマン』に言及している。
リーヴス監督は自身が『ザ・バットマン』を3部作で構想していると認めた上で、ワーナー・ブラザースから監督の打診を受けた際の様子をこう振り返った。

「バットマンでやりたいビジョンがあったんです、個人的に共感するキャラクターなので。
打診された時、彼ら(ワーナー)は“これは単独作品で、エクステンデッド・ユニバースの一部ではありません”と言っていました。」

興味深いのは、2017年8月22日(現地時間)には非DCEU作品として『ザ・ジョーカー(仮題)』の製作が判明していることだ。同作はバットマンの宿敵であるジョーカーのオリジン・ストーリーで、1980年代を舞台とした犯罪映画になるという。よもや『ザ・バットマン』と『ザ・ジョーカー』は、ワーナー/DCコミックスの構想する新ユニバースに属する作品になるのだろうか?

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一方、現地メディアやファンはリーヴス監督の発言について慎重な姿勢を崩していない。
ワーナーの「単独作品」「エクステンデッド・ユニバースの一部ではない」という言葉は監督への簡単な説明であって、あくまで“『ワンダーウーマン』や『ジャスティス・リーグ』といったその他の映画にはストーリーを繋げない”という意味なのではないかというのだ。確かにリーヴス監督は『ザ・バットマン』で自分のビジョンを実現できるかどうかを重要視していたようなので、こちらの解釈は十分にありうるだろう。

そんな中、米国のファンメディアBATMAN NEWSはひとつだけ気になる指摘をしている。
この発言を引き出したキム・マスターズ氏は、ポッドキャスト配信の4日後にあたる7月21日、ハリウッド・レポーター誌にて“ワーナーがアフレックを「送り出す」ことを計画している”としてDCEUからアフレックが完全離脱する可能性を報じていたのだ。この説はアフレック自身が否定しているが、いったい彼女はどんな情報を掴んでいたのだろう。そして、もしも『ザ・バットマン』がDCEU作品ではないのだとしたら、そこにアフレックの姿はあるのだろうか……。

映画『ザ・バットマン(仮題)』の劇場公開時期は不明。
なお、映画『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』のブルーレイ&DVDは現在発売中。

Sources:?http://batman-news.com/2017/08/23/matt-reeves-batman-standalone-not-extended-universe/
https://www.kcrw.com/news-culture/shows/the-business/director-matt-reeves-on-war-for-the-planet-of-the-apes
http://www.slashfilm.com/the-batman-not-part-of-the-dc-extended-universe/
c 2016 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved. TM & c DC Comics

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THE RIVER編集長。ライター、メディアの運営や映画などのプロモーション企画を行っています。お問い合わせは nakatani@riverch.jp まで。

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