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『ザ・バットマン』スピンオフドラマ、「Giri / Haji」脚本家が就任 ─ ゴッサム市警と腐敗した街を描く

ザ・バットマン

DC映画『ザ・バットマン(原題:The Batman)』のスピンオフドラマ(タイトル未定)の脚本家として、Netflixドラマ「Giri / Haji」(2018)のジョー・バートンが就任した。米Varietyなどが報じている。

本作はロバート・パティンソン主演『ザ・バットマン』の世界観に基づき、ゴッサム市警に焦点を当て、腐敗したゴッサムシティを描くコンセプト。ストーリーの詳細や登場人物は不明だが、映画・ドラマの境界を超えて、新たなバットマン・ユニバースを始動させる一作となる。製作総指揮は『ザ・バットマン』監督のマット・リーヴスが務め、HBO Maxにて米国配信予定だ。

脚本・製作総指揮・ショーランナーに就任したジョー・バートンは、BBC・Netflixが共同制作した「Giri / Haji」のほか、『ザ・リチュアル いけにえの儀式』(2017)『iBoy』(2017)を手がけ、リズ・アーメッド&オクタヴィア・スペンサー主演のSF映画『Invasion(原題)』を控える。業界注目の気鋭作家が、DC&バットマンの世界に参入する格好だ。

リーヴス&バートンのほか、製作総指揮には『ザ・バットマン』や『猿の惑星』シリーズのディラン・クラーク、「フロム・ダスク・ティル・ドーン ザ・シリーズ」のダニエル・ピプスキ、「ザ・ループ TALES FROM THE LOOP」(2020)のアダム・カッサン&ラフィ・クローン。もともと本作の脚本には「ザ・ソプラノズ 哀愁のマフィア」(1999-2007)『ウルフ・オブ・ウォールストリート」(2013)のテレンス・ウィンターが就任していたが、2020年11月に“創造性の違い”が原因で降板していた。

なお現在、ワーナー・ブラザース/DCコミックスは、長編映画とともにHBO Maxでのスピンオフドラマにも注力している。すでに本作のほか、ジェームズ・ガン監督『ザ・スーサイド・スクワッド』(2021)からはジョン・シナ主演のスピンオフドラマ「ピースメーカー(原題:Peacemaker)」が決定済み。どちらも放送時期などの詳細情報が待たれる。

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Sources: Variety, Deadline

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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