ニコラス・ケイジ、『ザ・バットマン』ユニバースに出演希望 ─ アダム・ウェスト版に登場したあの悪党を「絶対に恐ろしく演じられる」

名優のニコラス・ケイジは、ロバート・パティンソン主演、DCコミックス『THE BATMAN -ザ・バットマン-』ユニバースへの出演に興味を抱いているようだ。
映画『ナショナル・トレジャー』『ゴーストライダー』シリーズをはじめ、『フェイス/オフ』(1997)『ワールド・トレード・センター』(2006)などさまざまなジャンルの作品に出演を重ね、今なお精力的に活動しつづけるニコラス・ケイジ。40年以上に渡る役者としてのキャリアのなかで、これまでに演じたことがなく、演じてみたいと思うような役とは一体?
2022年3月11日〜20日まで開催されているサウス・バイ・サウスウエストにてケイジは、FOX 7 Austinのインタビューを通して、「ロバート・パティンソンによるバットマンの新しい映画があって、まだ観れてはいないのですが、実は考えていたことがあります」としながら、『ザ・バットマン』ユニバースへの出演を希望している。
「1960年代のドラマで、ヴィンセント・プライスがふんしたエッグヘットというヴィランがいまして、そのエッグヘッドを演じてみたいです。絶対に恐ろしく演じられると思います。エッグヘッドのコンセプトもあるので、“ニコラス・ケイジがエッグヘッドをやりたがっている”とワーナー・ブラザースに伝えてみてください(笑)。」
“1960年代のドラマ”とは、「怪鳥人間バットマン」(1966−1968)のことで、アダム・ウェストがバットマンことブルース・ウェイン役として主演を務めた作品だ。このドラマのオリジナルキャラクターとして登場したのが、エドガー・ヘッドことエッグヘッドである。青白い禿頭が特徴的で、黄色と白色のスーツをきこなすエッグヘッド。自らを“世界一賢い犯罪者”と信じており、その名前の通り異常なまでに卵に執着しており、卵の形をした様々な兵器を使用して、バットマンたちを窮地に陥れようとする独特な悪党だ。
なお現時点では、『ザ・バットマン』続編の製作は公式発表されていないが、プロデューサーのディラン・クラークは続編製作を前提にしながら、「公言してしまいますが、5年以内には公開されるでしょう」と過去に述べていた。また、HBO Maxにてペンギンやアーカム・アサイラムをテーマとしたスピンオフドラマが進行中だ。いずれかの作品で、エッグヘッドの登場に期待したいところだ。その際には、ケイジによるエッグヘッドのコンセプトが採用されることを願いたい。
『THE BATMAN -ザ・バットマン-』は公開中。
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Source:FOX 7 Austin

























