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「ザ・ボーイズ」シーズン3、製作者が脚本作業を「心配」する理由とは

ザ・ボーイズ
『ザ・ボーイズ』 シーズン2 Amazon Prime Videoにて独占配信中

人気Amazonオリジナル作品「ザ・ボーイズ」シーズン3の脚本作業が進行中だ。執筆を兼任しているショーランナーのエリック・クリプキによれば、作業は「非常に楽しく」進められているという。一方、この“楽しい”作業が原因で懸念されていることもあるようで…。

スーパーヒーローの皮を被った外道集団“セブン”と、その闇を暴こうと果敢に挑むアウトロー集団“ザ・ボーイズ”の激しくバイオレントな戦いが展開されてきた「ザ・ボーイズ」。きたるシーズン3では新キャラクターを迎えながら、新展開が繰り広げられることになる。

シーズン3の脚本作業は、シーズン2の毎週配信が終了した2020年10月上旬時点で進められていた。それから約2ヶ月半が経過した12月下旬、米Consequence of Soundのインタビューに登場したクリプキが脚本の進捗について報告。作業は順調に進行しているようで、「シーズン3で心配なのは再び物語を書くのがとても楽しくて、生き生きしていることなんです」とクリプキは話している。「それが心配なんです。すっごく楽しいんですよ」。

前向きな進捗を伝えながらも“心配”という言葉を繰り返すクリプキ。どうやら本作のストーリー展開に関する懸念も実際にあるようで、「激しく深く物語を内省するべきなんです」と語ってもいる。

「テレビドラマって、シーズンごとにどんどん難しくなっていくんです。というのも、(物語を)探求していく一番最初のベストな直感って、もうすでに探求されてしまっているからなんです。なので、最初に浮かばなかった領域に進み始めなければいけません。そして、最初に思い付いたものと同じくらい大きく、魅力的なものと感じさせるのっていつも少しだけ難しくなるんです。」

シーズン3では「スーパーナチュラル」(2005-2020)で知られるジェンセン・アクレスが演じるソルジャーボーイというキャラクターが新たに登場。さらに、シーズン2で登場した幾つかのキャラクターの再登場が判明しているほか、シーズン3の内容については「クソやばい」「クソイカれている」とも予告されている。こうした新情報の数々は、クリプキの言う“最初に浮かばなかった領域に進む”為の仕掛けなのかもしれない。ちなみに、シーズン3の撮影は2021年初頭に予定されていることが伝えられている

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Source: Consequence of Sound

Writer

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SawadyYOSHINORI SAWADA

THE RIVER編集部。宇宙、アウトドア、ダンスと多趣味ですが、一番はやはり映画。 "Old is New"という言葉の表すような新鮮且つ謙虚な姿勢を心構えに物書きをしています。 宜しくお願い致します。ご連絡はsawada@riverch.jpまで。

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