【ネタバレ】「ザ・ボーイズ」シーズン5第1話、あのキャラクターの衝撃ラストはなぜ? ─ シリーズ第1話につながる、運命の最期

この記事には、「ザ・ボーイズ」シーズン5第1話『15インチの強烈なダイナマイト』のネタバレが含まれています。

「ザ・ボーイズ」シーズン5第1話、Aトレインいきなり死亡の裏側
「ザ・ボーイズ」シーズン5第1話『15インチの強烈なダイナマイト』では、ヒューイ、MM、フレンチーが収容されている「フリーダムキャンプ」にホームランダーが襲来。ブッチャー、アニー/スターライト、キミコが駆けつけ、現場は一気に戦場と化す。そしてホームランダーがヒューイを光線で殺そうとした瞬間、彼を救ったのは、かつて恋人・ロビンの命を奪ったAトレインだった。
超高速移動でヒューイを救出した後、ホームランダーに追われながら逃走するAトレイン。その途中、通行人の女性をとっさに避けたことで、バランスを崩して森に激突。長年恐れていたホームランダーに追いつかれるが、最後は「あんたは負け犬だ」と言い放ち、首を折られて命を落とす。

自己犠牲の末に他者を救ったその最期は、Aトレインにとって贖罪であり、英雄的なものでもあった。シリーズ第1話への“原点回帰”ともいえるこの展開は、どのように決まったのか?
クリプキによると、「少なくとも第3話まではAトレインを生かす案を、長らく議論していた」という。最終的に第1話に決めた背景には、「どのキャラクターも安全じゃない」と語ってきた自身の発言があったようだ。
「脚本家たちから、もっともな指摘を受けたんです。“エリック、君は“誰も安全じゃない”と言い続けてるんだから、その言葉を行動に移すべきだ。第1話で本当に重要なキャラクターを退場させなくちゃならない。そうすれば視聴者はシーズンを通して、“誰も安全ではない”と感じ続けるだろう”と。」
Aトレインは、この物語の発端を担ったキャラクターといえる。シーズン1第1話でロビンに衝突して殺したことが、ヒューイの復讐の動機となったからだ。一方で物語が進むにつれ、家族との関係や自身の過ちと向き合い、徐々に変化していく姿も描かれてきた。

「Aトレインの贖罪の物語は、本当に素晴らしかった。ジェシー(・T・アッシャー)の演技のおかげです」とクリプキ。「彼はキャラクターに繊細さ、人間味、魂を与えてくれた。ストーリー全体を動かすきっかけとなったヴィランでありながら、最終的にヒューイを救うことで自らの役目を終えるのです」。
その変化を象徴するのが、逃走中に通行人の女性を避けるシーンだ。クリプキにとって「1番のお気に入りシーン」だという。「初めて彼を見た時は、ロビンを躊躇なく突き抜けていたのに、最後に見た時は女性の命を救う。それは、彼が他者とその命に対して、はるかに深い思いやりを持つようになったからです。彼がどのようなヒーローになったかを示す、本当に素晴らしい指標といえます」。

真の“ヒーロー”として最期を迎えたAトレインについて、演じるアッシャーも満足しているようだ。THE RIVERのインタビューでは、「死に直面してもAトレインはクールだ」とそのカッコよさを熱弁していた。
なおクリプキは、アッシャー本人に電話で退場を告げるのは「本当につらい決断だった」としつつ、「今シーズン、その決断を下さなければいけなかったのは彼だけじゃない」と加えている。第1話で突きつけられた「誰も安全じゃない」状況が、残りの物語にも緊張をもたらすことになりそうだ。
「ザ・ボーイズ」シーズン5はPrime Videoで配信中。毎週水曜日に新エピソード更新。
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