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『ザ・フラッシュ』製作保留の可能性 ─ エズラ・ミラー逮捕を受け、米ワーナー&DCコミックスが緊急会議

ジャスティス・リーグ
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2023年6月に米公開を控えるDC映画『ザ・フラッシュ(原題:The Flash)』 の製作が一時保留となる可能性が生じている。米Rolling Stoneによると、主演のエズラ・ミラーがハワイで逮捕されたことを受け、製作スタジオにより今後の対応に関する緊急会議が開かれたという。

2022年3月下旬、ミラーはハワイ滞在中にバーのカラオケで他の客に治安紊(びん)乱行為をしたとして現地警察に逮捕された。ミラーは500ドルの保釈金を支払い釈放されたものの、その数時間後には地元民の住宅に侵入し、脅したとして警察に拘束されていた

報道によると、『ザ・フラッシュ』を製作する ワーナー・ブラザースとDCコミックスは、ミラーによる一連の行動を受けて緊急会議を開いたという。会議では「ミラーが関与する全企画を一時停止することで満場一致となった」と報じられている。今後の対応に関してこれ以上の詳細は明かされていないが、「全企画」ということは他のDC作品にも影響が生じる可能性もある。

ミラーによる立て続けの迷惑行為の動機は不明だが、2021年に行われた『ザ・フラッシュ』の撮影では、ミラーが「精神崩壊を頻発させていた」との証言も出てきている。Rolling Stoneに情報を寄せた人物によれば、ミラーは「現場で感情を抑えられず、“ここで何をしているんだか分からない”と話していた」という。

2022年4月15日、米国ではミラーが出演する『ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密』が封切りを迎える。同作も米ワーナー製作の作品となるが、現時点で公開に影響を与えるような発表はなされていない。ひとまず、今後の動向を注視するほかなさそうだ。

映画『ザ・フラッシュ』は、DC映画における“マルチバースの接点”といわれている作品。バットマン役に『ジャスティス・リーグ』(2017)のベン・アフレックと『バットマン』(1989)のマイケル・キートンが復帰し、DC初の試みに期待するファンは多い。現時点で2023年6月23日米公開予定とされている。

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Source:Rolling Stone, Sky News

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SawadyYOSHINORI SAWADA

THE RIVER編集部。宇宙、アウトドア、ダンスと多趣味ですが、一番はやはり映画。 "Old is New"という言葉の表すような新鮮且つ謙虚な姿勢を心構えに物書きをしています。 宜しくお願い致します。ご連絡はsawada@riverch.jpまで。

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