ヒュー・ジャックマン&ローラ・ダーンら豪華共演『The Son』ティザー予告が米公開 ─『ファーザー』監督最新作、アンソニー・ホプキンスも出演

ヒュー・ジャックマン、ローラ・ダーン、アンソニー・ホプキンス、ヴァネッサ・カービーらが豪華共演を果たす新作映画『The Son(原題)』より、ティザー予告が米国公開された。
本作は、アカデミー主演男優賞に輝いたほか世界中の映画賞を総なめにした、『ファーザー』(2020)のフロリアン・ゼレール監督による最新作。ゼレール監督は父・母・息子を題材とした戯曲を手がけており、『The Son』は『ファーザー』につづき自身の作品を映画化した物語だ。
ビジネスマンのピーター(ヒュー・ジャックマン)は、ベス(ヴァネッサ・カービー)という新たな妻との間に子どもをもうけ、忙しい日々を送っていた。公開された映像では、別れた元妻のケイト(ローラ・ダーン)が、突如と自宅の前に現れるところからはじまる。「何の連絡もなく、ここに押しかけてくるなんて駄目だ。何か問題でもあったのか?」と詰めるピーターに、「あった」と不安な表情を浮かべながら返すケイト。そこからピーターの生活は一変していく。
どうやらケイトが引き取り育てていた息子、ニコラス(ゼン・マクグラス)に問題が起きているようだ。17歳のニコラスは、数ヶ月にわたり不登校を続けており、よそよそしく、怒りっぽく、内面に問題を抱えていた。そんなニコラスをピーターが今度は引き取り、一緒に暮らすことになる。
ピーターはニコラスの問題を理解し解決するため、良い父親になろうと苦闘するが、なかなか上手くはいかない。自分の新たな人生を築こうとするピーター、こうなったのは父親のせいだというニコラス、ふたりの間には何があったのか。さらにニコラスとベスが衝突するなど、幸せだった家族にも不穏な雰囲気が漂いはじめる。さまざまな思いを抱えるふたつの家族が、たどり着く場所とは果たして……?
ゼレール監督は原作・脚本・製作を兼任し、共同脚本として『ファーザー』のクリストファー・ハンプトンも参加。過去に本作について、ゼレール監督は「我々みんなをつなぐ、深みのある人間ドラマだと信じています。この家族の物語に深く心を動かされてほしい、そう願います。[中略]家族や友人に電話をかけ、“あなたは愛されている、独りじゃない”と伝えたくなるような映画にしなければ」と述べていた。
本作はヴェネツィア国際映画祭(2022年8月31日〜9月10日開催)のコンペティション部門に正式出品されている。最高賞にあたる金獅子賞の受賞にも期待がかかる一作だ。同映画祭でのお披露目後、2022年11月11日より米国で限定公開となる。
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Source: IndieWire