『トレイン・ミッション』出演者まとめ ─ リーアム・ニーソン主演、マーベル映画でおなじみのアノ女優も

『ラン・オールナイト』(2015)『フライト・ゲーム』(2014)などで知られるジャウム・コレット=セラ監督と名優リーアム・ニーソンが4度目のタッグを組んだ『トレイン・ミッション』(2018)。顔見知りが多くいる毎日の通勤電車の中で、主人公マイケルは突如としてミステリアスな陰謀に巻き込まれていく。
高度1万2000メートルを飛ぶ旅客機が舞台の『フライト・ゲーム』に引き続き、移動する密室空間で物語が展開される本作には、現在ハリウッドで話題の若手から大作映画に出演を重ねる人気俳優まで豪華で多彩なキャストが集結している。本記事では、『トレイン・ミッション』に出演するキャスト陣を紹介しよう。
リーアム・ニーソン(マイケル・マコーリー)

10年間勤めた保険会社を60歳で突如リストラされた不運な男マイケルを演じるのは、幅広いジャンルの映画作品に出演を重ねてきたベテラン俳優リーアム・ニーソン。
スティーブン・スピルバーグ監督のアカデミー賞受賞作品『シンドラーのリスト』(1993)では、1200人のユダヤ人を救ったドイツ人実業家オスカー・シンドラーを演じた。ご存知『スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス』(1999)で、ジェダイ・マスターのクワイ=ガン・ジン役、さらに『バットマン ビギンズ』(2005)では、バットマンを導くラーズ・アル・グール役で出演。『96時間』(2008)では、誘拐された娘のために命をかけて戦う元CIA工作員の主人公を演じ、『96時間/リベンジ』(2012)『96時間/レクイエム』(2014)の続編まで公開される人気シリーズに昇華させた。
リーアムの最新作は、猛威を振るう氷海を舞台に不可能な救出ミッションに挑むアクション・アドベンチャー映画『The Ice Road(原題)』。今回は、トレーラートラック運転手役だ。共に救出を行うトラック運送会社オーナーのゴールデンロッド役に『ジョン・ウィック』『マトリックス』シリーズのローレンス・フィッシュバーンが決定している。こちらは2021年米国公開予定。
ヴェラ・ファーミガ(謎の女ジョアンナ)

リーアム演じるマイケルの前に突然現れ、謎のミッションを課すミステリアスな行動心理学者ジョアンナを演じるのは、『エスター』(2009)『死霊館』シリーズなどで知られるヴェラ・ファーミガ。巨匠マーティン・スコセッシ監督のアカデミー賞受賞作品『ディパーテッド』(2006)では、マット・デイモン演じるコリン・サリバンの同棲相手かつレオナルド・ディカプリオ演じるビリー・コスティガンの担当精神科医という複雑な役どころを好演。ハリウッド版『ゴジラ』シリーズの最新作『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』では、ミリー・ボビー・ブラウン演じる少女マディソンの母親エマ博士役で出演している。
『死霊館』シリーズでは霊能力者、『ディパーテッド』では精神科医、そして本作では行動心理学者、というように何がしかの専門家を演じる機会が多いヴェラ。次回作には、次に紹介するパトリック・ウィルソンとW主演の『死霊館』シリーズ最新作『The Conjuring: The Devil Made Me Do It(原題)』に出演予定だ。
パトリック・ウィルソン(アレックス・マーフィー)

元警官のマイケルと共に8年間コンビを組み、親友でもある警官マーフィーを演じるのは、パトリック・ウィルソン。DC映画『アクアマン』では、ジェイソン・モモア演じる主人公アーサーの異父兄弟であるアトランティス帝国の王オーム/オーシャンマスターを演じた。2022年12月16日米国公開予定の続編『アクアマン2(仮題)』にも続投が決まっている。
その他、2004年のミュージカル映画『オペラ座の怪人』や映画版『ウォッチメン』(2009)、『死霊館』シリーズなどにも出演しており、幅広い映画のジャンルで活躍している。