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マーベル映画をソーが繋ぐ?『マイティ・ソー』『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』『ドクター・ストレンジ』を結ぶ男の役割とは

映画『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー(原題:Avengers: Infinity War)』のメイキング映像が先日到着し、マーベル・スタジオ社長のケヴィン・ファイギ氏が、アベンジャーズとガーディアンズ・オブ・ギャラクシーの合流を明言した。『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』で地球上のヒーローは分裂、そこにどうやってガーディアンズが合流するのか……。キーパーソンとなるのは、やはり地球と異星を行き来する男、ソーになりそうだ。

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』、そして『ソー/ラグナロク(原題:Thor: Ragnarok)』に関するインタビューから、マーベル・シネマティック・ユニバースでソーが担う役割がおぼろげに見えてきた。これはおそらく責任重大である。もう暇を持て余している場合じゃない

【注意】

この記事には、映画『ドクター・ストレンジ』のネタバレ、および『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』『ソー/ラグナロク』のネタバレになりうる情報が含まれています。

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『ガーディアンズ~』続編、今後のMCUには直接つながらない?

シリーズ第2作にして、『インフィニティ・ウォー』以前では最後の単独作品となる『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』。この映画が『インフィニティ・ウォー』につながる余地を残すであろうことは、すでに多くのファンが予想している。しかし『リミックス』にサノスは登場しないことが明らかになっているし、ファイギ社長も、同作が今後のMCUに直接つながらないことを示唆しているのだ。

「いつも言うことだが、すべての映画は、『シビル・ウォー』でさえ独立したストーリーだ。しかし(ユニバースに)適している。『リミックス』はそれ以上に独立したストーリーなんだよ。登場人物たちについての物語で、彼らがヒーローとして、家族として、ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーという集団として進化するのを描いてるんだ。この映画の終わり方やチームの結末は未来を告げるものだけど、作品を超えた何かを示すものではないよ」

その一方で、ファイギ社長は『ソー/ラグナロク』が秘めている展開をこう語っている。

『ソー/ラグナロク』には地球のシーンが3つしかない。そのほかはアスガルドが舞台だ。それでも全ての場面が地球とアスガルドというわけじゃない。間違いなく舞台は――『マイティ・ソー』の用語で言おうか――9つの世界を超えていくんだよ。『ソー/ラグナロク』では他の惑星も長い時間登場する。きっと観客は“『ガーディアンズ~』の世界みたいだ”って言うだろうね。しかし、それらもマーベルの宇宙の一部なんだよ」

http://marvelcinematicuniverse.wikia.com/wiki/File:Yggdrasil.png (C) 2013 Marvel
http://marvelcinematicuniverse.wikia.com/wiki/File:Yggdrasil.png (C) 2013 Marvel

ファイギ社長が言及した「9つの世界」とは、『マイティ・ソー』シリーズに登場する、アスガルド(ソーやロキの故郷)、ミッドガルド(地球)、ヨトゥンヘイム(氷の王国)などの世界観だ。「『ガーディアンズ~』の世界みたい」という言葉は単なる比喩なのか、それとも本当に『ガーディアンズ~』の世界観にソーが突入していくのだろうか?

すでに『ソー/ラグナロク』では、ソーがハンマーを奪われて宇宙の裏側に監禁され、剣闘大会に出場するという展開が判明している。おそらく、その場所が「9つの世界」の外側なのだろう。そこにハルクも登場する以上、『ガーディアンズ~』のキャラクターが剣闘大会に絡んでくる展開も十分にありうる。

『ソー/ラグナロク』は『インフィニティ・ウォー』前哨戦?

がぜん内容の気になる『ソー/ラグナロク』だが、ちなみにタイカ・ワイティティ監督は、作品のテーマを『シビル・ウォー』と比較しながらこう話している。

「時々立ち止まって考えるんだけど、ソーやドクター・ストレンジ、ハルクにロキ、その他すべてのキャラクターがヘンテコでユニークな映画を僕は作ってるんだよ。『シビル・ウォー』は人間たちの、人間の問題に関する映画だ。僕たちの作品は、生き物や存在、ありとあらゆるキャラクターの映画なんだよ。人間の問題はふたたび描くけど、宇宙空間の、別の世界が舞台なのさ」

ただ単に『マイティ・ソー』シリーズの新作なのではなく、マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)に登場したあらゆる種類のキャラクターを登場させ、ひとつのテーマのもとで物語を織り上げる。もし『ガーディアンズ~』のメンバーが登場しなかったとしても、きっと『ソー/ラグナロク』は『インフィニティ・ウォー』の前哨戦に近い役割を担っているに違いない。

すでに劇場でご覧になった方はご存知だろうが、ソーは『ドクター・ストレンジ』のポストクレジット・シーンに登場している。アメリカではDVD/Blu-rayのリリースを控えて、その抜粋映像が公開された。

製作総指揮のスティーブン・ブルサード氏によると、『ソー/ラグナロク』の脚本が『ドクター・ストレンジ』の撮影後半で完成したことから、このシーンが撮影・挿入されることになったという。すでにドクター・ストレンジとのタッグを実現させたソーは、これからどんなヒーローたちを繋ぎ合わせていくのだろうか?

映画『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』は2017年5月13日公開予定。なお『ソー/ラグナロク』は2017年11月3日に全米公開予定だ。

sources: http://comicbook.com/2017/02/01/guardians-of-the-galaxy-vol-2-does-not-directly-tie-into-avenger/
http://screenrant.com/thor-3-ragnarok-planets-nine-realms/
http://www.avclub.com/article/taika-waititi-will-cameo-his-thor-movie-249475
Eyecatch Image: https://www.youtube.com/watch?v=fIeQSSUdGDQ
(C) 2016 Marvel

Writer

稲垣 貴俊
稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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