『ソー:ラブ&サンダー』原作コミックから同一ショットを採用、映像の巨大モンスターはナニモノ?

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)『マイティー・ソー』シリーズ第4弾『ソー:ラブ&サンダー』より初の特報映像が公開されるや、さっそくネット上は大きな賑わいを見せているようだ。映像に登場するワンシーンでは、ソーとコーグが冷凍されているようにも見える巨大モンスターを臨んでいるようだが、実はこのショットが原作コミックと全く同じ構図だとして話題となっている。
特報映像の0:55〜を確認してほしい。「神が来る」というテロップが表示された後に映し出されたのは、一面雪景色のなか岩に立つソーとコーグの後ろ姿。2人の目の前には、すでに死んでいるのか、もしくは冷凍されているのか、巨大モンスターが口大きく開けて横たわっているようだ。なんだか『ジュラシック・ワールド』シリーズを彷彿とさせるようなこのショット、実は本作の原作にあたる2012年開始のコミックシリーズ「Thor: Love and Thunder」で描かれる一コマと同一のものである。
登場するのは「Thor: Love and Thunder 」の第3号(#3)。この巨大モンスターは、ファリガー(Falligar)といい、銀河フロンティアの守護神として崇められていた。ファリガーはソーと顔見知りの仲だったが、“神の虐殺者”ことゴア・ザ・ゴッド・ブッチャーに殺害されてしまう。コミックから受け継がれた雪景色でのショットは、ソーがファリガーの亡骸をまさに発見した瞬間を捉えているのだ。ちなみに、米Comicbookでは比較画像が掲載されている。
映画『ソー:ラブ&サンダー』では、クリスチャン・ベールがゴア・ザ・ゴッド・ブッチャーを演じ、ヒーローをやめて自分探しの旅に出たソーの前に立ちはだかるようだ。公式のあらすじでは、ソーが「ゴッド・ブッチャーの復讐の謎を明かし、手遅れになる前に彼を止めるべく、恐るべき銀河の冒険に乗り出す」と紹介されている。ゴッド・ブッチャーの脅威は未知数だが、少なくともファリガー殺害は復讐の序章にすぎないことは明白だ。
『ソー:ラブ&サンダー(原題:Thor: Love and Thunder)』は、2022年7月8日に日米同時公開公開。
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Source: Comicbook