『ソー:ラブ&サンダー』海外初日興収は『バトルロイヤル』39%越え、『ドクター・ストレンジ/MoM』には及ばず

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)の単独映画シリーズで初となる4作目に突入した『ソー:ラブ&サンダー』海外市場における公開初日の興収が明らかになった。米Deadlineなど複数メディアが報じている。
『ラブ&サンダー』は2022年7月8日に日米同時公開となるが、オーストラリアやイタリア、韓国をはじめとする17カ国では2022年7月6日にデビュー。初日海外興収は1,570万ドル(約21億円:1ドル=135.75換算)を打ち出した。同じ条件下で、この数字はシリーズ第3作『マイティ・ソー バトルロイヤル』を39%上回るが、同年の『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』には24%及ばなかった。
『ラブ&サンダー』はアジア太平洋地域とヨーロッパで軒並みナンバーワンを獲得し、なかでもトップを記録したのが310万ドルの韓国だった。この韓国における数字はコロナ禍で5番目に高い初日興収に。オーストラリアでも300万ドルを記録し、同国でのコロナ禍の初日興収では2番目、2022年のプレミア興収においては最高を記録している。
160万ドルを記録したインドネシアではコロナ禍で最高のプレミア興収となり、続くイタリアが140万ドル(コロナ禍で3位/2022年では2位)、ドイツが120万ドル(コロナ禍で4位)、続いてフィリピンと台湾が80万ドル、タイと香港が60万ドルとなり、好調なスタートを切った。『ラブ&サンダー』は、7月8日までに47の国と地域で公開される。
海外最速レビューで「シリーズ最高傑作」との声が上がっている『ソー:ラブ&サンダー』は、2022年7月8日に日本公開。
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Source:Deadline