『マイティ・ソー/ラブ&サンダー』クリス・ヘムズワース、座長のプレッシャーを語る「神経の高ぶりも少しばかり」

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)作品『マイティ・ソー』シリーズで主演を務めるクリス・ヘムズワースが、座長としての責任も相まってか、最新作『マイティ・ソー/ラブ&サンダー(原題:Thor: Love and Thunder)』へのプレッシャーを明かしている。
『マイティ・ソー/ラブ&サンダー』は、2011年の第1作、2013年の第2作、2017年の第3作に続くシリーズ第4弾。MCUの単独ヒーロー作品としては初の3部作超えシリーズとなる。現在はオーストラリアで撮影が進行中だ。
前3作で主演を務めてきたヘムズワースは、MCUではいわばベテラン俳優組に属するわけだが、第4作へも高い緊張感を持ちながら挑んでいる模様。豪GQ Australiaのインタビューで「少なくとも、同じことをやるというプレッシャーはあります」と、その責任感を伝えている。
前作『マイティ・ソー バトルロイヤル』(2017)ののち、『アベンジャーズ』シリーズで目立った活躍を見せたソー。このたび約5年ぶりに単独シリーズへ回帰することになるが、ヘムズワースも前3作を意識した上で撮影にあたっているようだ。「ワクワクする神経の高ぶりも少しばかりある」としながら、「それが、私たち全員が更に先へ進み、全てのベースをカバーし、あらゆる角度から一つひとつの場面にアプローチするモチベーションになってくれるんです」と語っている。
ヘムズワースの並々ならぬ意欲を感じさせる行いとしては、撮影開始前にストイックすぎる肉体改造を進めていることがわかっていた。その仕上がりはというと、肉体を見た共演のナタリー・ポートマンが「これは異世界」「隣に立つと小さなおばあちゃんみたいに見えちゃう」と焦りを感じていたほど。ヘムズワースのスタントダブルを務めるボビー・ホランド・ハントンも「クリス史上最大のソー」と明かすなど、そのモチベーションが強靭な肉体へ昇華されているようだ。
第4作には、ヘムズワースのほか、ヴァルキリー役のテッサ・トンプソンやコーグ役のタイカ・ワイティティ監督が続投。ジェーン・フォスター役ナタリー・ポートマンも第2作『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』(2013)ぶりの復帰を果たす。
『マイティ・ソー/ラブ&サンダー』は2022年2月11日米国公開予定。
Source: GQ Australia