マーベル『サンダーボルツ』と『ブラック・ウィドウ』は「繋がっている」、マーベル視覚部門ディレクターが示唆

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)で初となるヴィラン集結映画『サンダーボルツ(原題)』は、どうやら、『ブラック・ウィドウ』(2021)と物語上の関連性を持つことになるようだ。
マーベル・スタジオの視覚部門でディレクターを務めるアンディ・パクがInstagramを更新し、『ブラック・ウィドウ』のキャラクターたちがフィーチャーされた新アートを投稿。「これは、僕がイラストを手がけた『THE ART OF BLACK WIDOW』のカバー裏表紙です。今日、この版を手に入れよう!タスクマスターとレッド・ガーディアン、エレーナとヴァレンティーナ・アレグラ・デ・フォンテーヌが次の映画『サンダーボルツ』に戻って来ます。これらの映画は繋がっているらしいぞ!面白くなりそうです」と紹介している。
パクが言及した『THE ART OF BLACK WIDOW』とは、2023年1月24日に米国で発売された『ブラック・ウィドウ』のハードカバー・アートブック、『Marvel’s Black Widow: The Art of the Movie』のこと。本著では、『ブラック・ウィドウ』のコンセプト・アートやクリエイティブ・チームのインタビューが掲載され、映画製作の舞台裏を垣間見られる構成に。表紙には、ブラック・ウィドウ/ナターシャ・ロマノフ、エレーナ、レッド・ガーディアン/アレクセイ・ショスタコフ、メリーナ、裏表紙にはタスクマスターが描かれている。
パクが触れたように『サンダーボルツ』には、『ブラック・ウィドウ』のエレーナとレッド・ガーディアン、タスクマスターとヴァレンティーナがカムバック。『サンダーボルツ』には他にも様々なキャラクターが登場するが、一作品からの続投キャラクターとしては最多となるため、ストーリーや設定などで『ブラック・ウィドウ』から引き継ぐ部分はありそうだ。


『ブラック・ウィドウ』の面々に加え、『サンダーボルツ』にメンバーとして参戦するのは、「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」(2021)のUSエージェント/ジョン・ウォーカー(演:ワイアット・ラッセル)、『アントマン&ワスプ』(2018)のゴースト/エイヴァ・スター(演:ハナ・ジョン=カーメン)。その他には、「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」からウィンター・ソルジャー/バッキー・バーンズ役のセバスチャン・スタンも出演し、ウィリアム・ハートの後任として、サディアス・“サンダーボルト”・ロス将軍役を演じるハリソン・フォードも出演する。
『サンダーボルツ(原題)』は2023年6月に撮影開始、2024年7月26日に米公開予定。
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Source:@Andy Park