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マーベル『サンダーボルツ*』は名作『カッコーの巣の上で』に似ている? セバスチャン・スタンが予告

サンダーボルツ
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マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)初の“悪党映画”となる『サンダーボルツ*(原題)』は、あの名作映画にコンセプトがよく似ている……? バッキー・バーンズ役を再演するセバスチャン・スタンが、米Varietyにて明かした。

本作は過去のMCU作品に登場してきたアンチヒーローたちが協力しあい、政府の司令を受けてミッションに挑む異色のチームアップ映画。物語のプロットは謎に包まれたままだが、スタンは『カッコーの巣の上で』(1975)と本作を比べながら語っている。

「(『サンダーボルツ』では)ひとりの男が、混沌として堕落した集団のなかに入ってきて、なんとか彼らを団結させる方法を見つけていくのです。」

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アメリカン・ニューシネマの名作『カッコーの巣の上で』は、刑務所での強制労働を逃れるべく精神疾患を装った男・マクマーフィが、患者たちを厳しく管理する精神病院で自由を求めて抵抗するうち、患者たちに変化をもたらしていく物語。主演はジャック・ニコルソン、監督はミロス・フォアマンが務めた。

おそらく、『サンダーボルツ*』においてマクマーフィのポジションを担うのがチームリーダーのバッキーなのだろう。出演者たちいわく、サンダーボルツは「超・落ちこぼれ集団」。そんな彼らを、「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」(2021)を経て新たなステージに進んだバッキーがまとめ上げていくことになりそうだ。スタンは以前、「(バッキーは)今、とても楽しい場所にいます。ここが正しい居場所なのでしょう」と語っていた

ところで『カッコーの巣の上で』には、患者たちを抑圧する冷酷な婦長・ラチェッドが存在したが、もしやサンダーボルツにも同じようなキャラクターが存在するのだろうか? そうだとすれば、考えられるのはサンダーボルツ結成のキーパーソンだという女性・ヴァル(ジュリア・ルイス=ドレイフュス)か、あるいは大統領となったサディアス・“サンダーボルト”・ロス(ハリソン・フォード)か……。

映画『サンダーボルツ*(原題:Thunderbolts*)』は2025年5月2日に米国公開予定

Source: Variety

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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