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『サンダーボルツ*』監督は『アベンジャーズ/ドゥームズデイ』にジェームズ・ガン的参加をするか?監督に聞いた

サンダーボルツ*
(c) 2025 MARVEL

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)『サンダーボルツ*』でジェイク・シュライアー監督は、エレーナ、ウィンター・ソルジャー/バッキー、ゴースト、タスクマスター、USエージェント/ジョン・ウォーカー、レッド・ガーディアン/アレクセイ、そして新たな最強ヒーローのセントリー/ボブを豊かに描いた。キャストたちの多くはMCUの次なる超大作『アベンジャーズ/ドゥームズデイ』に再登場することも正式発表されている。

『『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(2018)『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019)では、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズのジェームズ・ガン監督がエクゼクティブ・プロデューサーとして参加し、ガーディアンズのメンバーが登場する場面を監修している。これと同じように、シュライアー監督も『ドゥームズデイ』でサンダーボルツのメンバー描写を手がけることはあるだろうか?

筆者がシュライアー監督への単独インタビューの中で尋ねてみると、その回答は「いいえ」だった。「任せておけば安心だと思いますし、役者たち自身がキャラクターの守護者になると信頼しています」。

これまでA24ドラマ「BEEF/ビーフ」などの人間ドラマで才能を発揮したシュライアーは本作について、「他の方が作られた映画で確立されたたくさんの役者たちやキャラクターたちを与えてもらえて、とても幸運だと思います」と語る。「この世界やスタジオには多大な信頼を寄せていて、あのキャラクターたちはまた別の物語と共に前進するもの。もちろん、僕は彼らのことを深く気にかけていますし、いくらか保護的にもなりますが、彼らに敬意が払われることを信じていますし、何よりも役者たちが正しい物語を守ってくれると信じています」。

『ドゥームズデイ』と続く『シークレット・ウォーズ』では、『インフィニティ・ウォー』『エンドゲーム』のアンソニー&ジョー・ルッソ監督が復帰。兄弟はマーベル大作のアンサブル演出はお手のものだし、とりわけバッキーについては彼らの作品の出身でもある。本作『サンダーボルツ*』でシュライアー監督が確立した「最強じゃない、ヒーローじゃない」キャラクター像は、ルッソ兄弟やそれぞれの役者たちによって大切に守られることだろう。

『サンダーボルツ*』は大ヒット公開中。

Writer

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中谷 直登Naoto Nakatani

THE RIVER創設者。代表。運営から記事執筆・取材まで。数多くのハリウッドスターにインタビューを行なっています。お問い合わせは nakatani@riverch.jp まで。

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