マーベルのヴィランチーム映画『サンダーボルツ』発表 ─ メンバー不明、『ブラック・ウィドウ』脚本家が就任

マーベル・スタジオの新作映画『Thunderbolts(原題)』の存在が明らかになった。極秘で進められていたと見られる。米Deadlineが報じた。
マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)『Thunderbolts』は、政府から依頼された任務に挑むヴィランチームを描く作品。現在マーベルは2023年夏の撮影開始に向け、過去のMCU出演者に対して個別にスケジュール調整の連絡を取っているという。
どのキャラクターが登場するかは不明。Deadlineは、バロン・ジモ、 エレーナ・ベロワ、ゴースト、タスクマスター、アボミネーション、USエージェント、そしてウィンター・ソルジャーが招集される可能性を独自に推測している。
また、『Thunderbolts』のタイトルからは、サディアス・“サンダーボルト”・ロス将軍の登場も予想できる。同役を演じたウィリアム・ハートは、2022年3月に逝去している。
『ペーパータウン』(2015)やカニエ・ウエストのMVを手がけたことで知られるジェイク・シュライアーが監督を務める。シュライアーのプレゼンテーションに重役らが圧倒され、抜擢に至ったという。脚本には『マイティ・ソー バトルロイヤル』(2017)『ブラック・ウィドウ』(2021)のエリック・ピアソンが起用された。ケヴィン・ファイギがプロデュースを務める。
政府のために戦うヴィランチームとしては、DC映画『スーサイド・スクワッド』がある。『Thunderbolts』は、さながら「マーベル版『スーサイド・スクワッド』」となりそうだ。
なお『Thunderbolts』は同名のコミックシリーズが存在。その歴史は1997年に遡り、時期によってメンバー編成は異なる。初代メンバーはバロン・ジモがリーダーを務めた。
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Source:Deadline