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『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』ルーク・スカイウォーカーはどこへ行く ― マーク・ハミル、34年ぶりのシリーズ本格復帰

©Walt Disney Studios Motion Pictures ©2017 & TM Lucasfilm Ltd. 写真:ゼータ イメージ

しかしマークは、それでもルーク・スカイウォーカーと同等の当たり役で知られる人物である。米国では実写作品以上に声優として名を馳せており、DCコミックス作品を原作としたアニメ作品では『バットマン』などに登場する有名ヴィラン・ジョーカーを1992年から演じつづけているのだ。実写映画ではジャック・ニコルソンやヒース・レジャー、ジャレッド・レトが演じたキャラクターだが、アニメの世界ではマークが長年にわたって絶大な人気を獲得している。
そのほかマークは、『スパイダーマン』をはじめとしたマーベル・コミックス原作のアニメ、『トムとジェリー』や『スクービー・ドゥー』など数え切れないほどの作品で声優を務めてきた。宮崎駿監督作品『天空の城ラピュタ』(1986)の英語版でムスカ役を、ゲーム『龍が如く』(2005)の英語版で真島吾朗役を演じるなど日本発の作品にも縁が深い。

34年ぶりの『スター・ウォーズ』本格復帰にして大作映画への復活を果たすマーク・ハミルは、34年ぶんの蓄積を経て、従来の『スター・ウォーズ』ファンに驚きを与えてくれるに違いない。これまでのルーク・スカイウォーカーとは違うという人物像をいかなる演技で見せてくれるのか、今はまったく予想がつかないだけに非常に楽しみだ。
ちなみにマーク自身は、『フォースの覚醒』『最後のジェダイ』で惑星アク=トゥーのロケ地として使われた孤島スケリッグ・マイケルを訪れた際の感慨をこんなふうに語っている

「スケリッグ・マイケルの一番頂上に立った時、『スター・ウォーズ』第1作をやった時のような感覚に襲われたのを覚えています。自分というものが消えていき、ただ日が沈んでいって、上ってきたゴツゴツした岩場があって。“すごい、まるで別の世界だ”って。」

映画『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』は2017年12月15日より全国ロードショー
きっと世界中の観客が、ルーク・スカイウォーカーというキャラクターと出会い直すことになる。

©Walt Disney Studios Motion Pictures ©2017 & TM Lucasfilm Ltd. 写真:ゼータ イメージ

Writer

稲垣 貴俊
稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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