トム・クルーズ、『トップガン マーヴェリック』シネマコンサートにサプライズ登壇 ─ 「夢を叶えてくれてありがとう」と感謝のスピーチ

ハリウッドきってのトップスター、トム・クルーズはいつだって観客を、ファンをあっと驚かさせてくれる存在だ。2024年9月27日(現地時間)に、イギリス・ロンドンのロイヤル・アルバート・ホールにて開催された、『トップガン マーヴェリック』(2022)のシネマコンサートにサプライズ参加し、スピーチを捧げた。
本公演はロイヤル・アルバート・ホールが、定期的に開催しているシネマコンサート「Films in Concert」の一つ。『トップガン マーヴェリック』の映像を大スクリーンで味わいながら、サウンドトラックにも携わっている作曲家のローン・バルフが、ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団の演奏で指揮を執る一夜限りの貴重な公演として、アナウンス当時から話題を集めていた。米Deadlineは参加した観客のX投稿を紹介。動画では、由緒正しきホールでの公演ともあって、正装に身を包んだトムの姿が確認できる。
its not very good because i was dying but i recorded his speech (part one) pic.twitter.com/4eFeSFYrXT
— des (@cruisehunt) September 28, 2024
観客からの拍手喝采と歓声の中、ステージに登場したトムは「皆さんとここで、ともに『トップガン マーヴェリック』のユニークなシネマ・オーケストラの体験にて、この一夜を分かち合えることにとてもワクワクしています」と喜びの意を示している。
「映画における音楽の力とその使用は、物語の体験を深め、私達と登場人物との結びつきを深めてくれる、とてつもない魔法です。あなた方が今宵聴こうとしている音楽について、ハロルド・フォルターメイヤー、ハンス・ジマー、レディー・ガガ、ワン・リパブリックの類まれなる才能、そしてサウンドトラックも手掛け、今宵ここにいる紳士ローン・バルフに個人的にお礼を申し上げたいです。今宵のオーケストラおよび、皆さんの格別な才能にも感謝申し上げたいと思います。」
「私は常々、伝統的な映画の劇場の雄大なスケールで、いっぱいの観客を前に、生演奏のフル・オーケストラと同期する映像とともに、こんな風に映画を体験してみたいと思っていました。ここに来てくださってありがとう、そしてこの夢を実現させてくれてありがとう」と締めくくったトム。トムにとっても念願の体験となった模様だ。
公演後も、トムはステージにて、オーケストラのメンバーとともに楽しいひと時を過ごした様子。指揮者兼音楽ディレクターのベン・パーマーは、パイプオルガンの前に腰掛け、鍵盤を触るトムと、そこに寄り添うオルガン奏者のアンナ・ラップウッドをInstagramに投稿。キャプションでは「なんてことでしょう、great balls of fire…」と、劇中でマイルズ・テラー扮するルースターが熱唱したロックンロール・ナンバーのタイトルを引用している。
この投稿をInstagramで見る
また、ラップウッドも同様にトムとのショットを自身のアカウントに投稿。2人とも満面の笑みを浮かべているが、キャプションは「アーーーーー!」と興奮が伝わるシンプルな叫びのみ。オーケストラのメンバーや参加した観客、それぞれに忘れ難い一夜となったはずだ。
この投稿をInstagramで見る
▼ トム・クルーズの記事
『ミッション:インポッシブル』トム・クルーズ潜水シーン、何も見えていなかった ─ 「ライトで目が見えない状態に」 「明日も早いから寝なきゃ」 『ミッション:インポッシブル』トム・クルーズ、共演者の愛犬に膝上でひたすらオナラをこかれる気まずいエピソード 「なんかすいません」 トム・クルーズ、コロナ禍の「ブチギレ音声」裏側を『ミッション:インポッシブル』監督が明かす「あれにはもっと大きな文脈があった」 罪のない者のみが石を投げよ トム・クルーズから感謝メッセージ「全ての劇場と従業員のみなさん、ありがとう」「そして何より、世界中の観客の皆さん」 こちらこそ、ありがとう トム・クルーズ『トロピック・サンダー』おじさん役、本気で単独映画化を話していた ─ 『ミッション:インポッシブル』の気晴らしに トムもノリノリ
Source:Deadline,Instagram,Instagram